「成蔵@南阿佐ヶ谷」で 念願の愛農ナチュラルポーク
前回訪問時、ご主人が何度か「愛農」の入荷を聞いた私を覚えていてくれて、今週頭には提供が可能そうであることを示唆してくれた。それではと、ちょうど一人分だけ席が空いていた今日の 18:15を即予約。
というわけで中1日での「成蔵@南阿佐ヶ谷」。今回で今月3度目、通算8度目の訪問になる。18:15の予約時間少し前に着いてみると先客が4人。
壁に掛けられた本日の追加メニューには待ち望んだ「愛農ナチュラルポーク」の文字が。やったね!と一人小さくガッツポーズ。
愛農ナチュラルポークとは三重県伊賀市にある「愛農学園農業高校」で生徒たちにより大切に愛情たっぷりに飼育された希少な豚のこと。もう少し詳しくという人はネットを検索してくださいまし。
しばらくするとスタッフの可愛いお嬢さんが予約の確認がてらメニューを持ってきてくれた。でももうオーダーは決まっている。愛農ナチュラルと牡蛎フライを声高々にコール(^^;
いつもより長めの待ちのあと入店。イケメンのご主人とスラッとしてきれいな奥さんが笑顔で迎えてくれた。しっかり顔を(あるいは体型を)覚えられているようだ。
先週末の入荷量が予定の半分しかなくて(ロースは)あと二枚だけだそうだ。ギリセーフ。思い切って予約を入れてみて正解。
ちなみに今宵のスタッフはご主人と奥さんの他、先ほどの可愛いお嬢さんと、ご子息と思われる高校生くらいの男子の4人体制。
ともあれ、例によってまずはビールでプハーっ! 何事にも代えがたい瞬間ですな。
今日は入店までと提供までにかなり間があった。でも愛農を食べられる期待感とビールのおかげで苦にはならない。
「愛農ナチュラルポーク特ロースかつ定食 4,280円 + カキフライ 680円」
待ちに待ったというか念願のレアな銘柄豚のお出まし。
いつもの白い衣がまぶしい。判りにくいかもしれないけど右上に載っているのが「カキフライ」。かなり大粒な(岩牡蛎クラスの)牡蛎なのです。
例によって、一番厚そうな部分を返してみると、こんな感じ。全体に薄く入ったロゼが仕上がりの良さを表していますな。
粗目でサクサクというよりフワフワの衣は箸で触れるとハラハラと落ちるのだけど、衣自体が破綻してしまうようなことはない。
何より愛農ナチュラルポークが旨い。豚肉自体の旨みは元より脂身を含む部分の甘みが加わると更に良くなる。なんというか、しっかりした味なのです。
ひと口では食べきれないほど大きな粒のカキフライも旨い。このカキフライを食べると口腔内が牡蛎の強い味で満たされるのだけど、その直後に愛農の特ロースを食べても、しっかりと豚肉の旨みを感じられる。
途中でご飯が足りなくなった。それほどご飯が進む。でもお代わりをしてしまうとこの後、呑めなくなってしまう(^^;
お皿に残った衣のカケラたち(フレークみたい)もキャベツで拭うようにして頂くと、皿までピカピカ?(^^;
大満足でご馳走様でした・・・・#
希少な豚でもあり、なかなか難しいかもしれないけど、旨くタイミングが合えば、今度は愛農ナチュラルポークのヒレも食べてみたい。
◆とんかつ 成蔵(なりくら)
https://twitter.com/narikura_1010/
杉並区成田東4-33-9 最寄駅:南阿佐ヶ谷
11:00-14:00 17:30-20:00 [完全予約制]
水・日休 2010/8 高田馬場で創業 2019/7/8移転
予約サイト https://www.omakase-japan.jp/stores/55285
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