「成蔵@南阿佐ヶ谷」で 雪室熟成豚と鶏ももかつ
高田馬場から南阿佐ヶ谷に移転して以来、通算6度目の訪問。完全予約制となって返って行きやすくなった。予約サイト経由だから予約料を一席につき 390円取られるのだけど。
超人気店での整理券制でさえ長時間の行列が必要だったりすることを考えると、こちらの方がよほど合理的な気がする。
てなことはおいといて「とんかつ 成蔵」。予約時間は10:30。その10分ほど前に着くと先客は二人。時間になるとスタッフのお嬢さんが注文を取りに来る。
残念ながら今回もまた「愛農」はないようだ。前回11月には入ると聞いていたのだが、もう少し先のことらしい。「岩中」も無い。
であればと、この店で最も安く私的お気に入りの「雪室熟成豚」で行きましょう。さらに単品のレアモノ「とりももかつ」も。
注文を伝えてから 30分ほどで、ようやく入店。このシステムがよく判らない。口開けの客ぐらい店内で待たせればいいものをと毎度思ってしまう。
カウンターに座ってまずは瓶ビールをオーダー。すぐに提供された「エピスビール 650円」で一人乾杯。右は変わらぬ調味料。ピンク岩塩、醤油、ソース。写っていないが他に練りカラシ。
フライヤー(直接は見えないが)の真ん前に座っているのに、パチパチ音が殆どしない。どうやら最初の数人分は既に余熱を通す工程に入っているらしい。真っ昼間のビールは旨いなどと思っているうちにご提供。
「雪室熟成豚 特ロースかつ(180g)定食 3,980円」と「とりももかつ(70g) 680円」 トレイの右側、豚汁の上にあるのが併せて頼んだ「とりももかつ」。特ロースかつも とりももかつも粗目のパン粉で白い衣であるのは同じ。
もう少し大きく載せておきましょう。衣の白さとボリューム感が伝わればと思います。どちらも箸で触れるとハラハラと衣が落ちるのだけど、衣自体が破綻してしまうようなことはない。
「特ロースかつ」の厚い部分を返してみるとこんな感じ。全体に淡くロゼが入っている。このロゼの濃淡はその時々でわずかに違うみたいだけど、基本的には薄いロゼだ。
フワフワの衣と一緒に頬張る一瞬の幸福感がいい。肉はもちろん柔らかく、かといってグニャっとした食感ではなくスッと噛みきれる感じ。続いて豚肉の旨み、さらに脂身を含む部分で甘みが口の中いっぱいに広がる。旨い。
もちろん殆どをピンク岩塩とカラシで食べた、端っこの肉はキャベツに掛けたちょっと辛めのソースを少しつけてやると、これがまたよく合う。
「とりももかつ」の断面がこちら。ピンク色ということではないのだけど、これまで食べた、どのトリモモより柔らかいのではなかろうか。ササミ肉を刺身で食べた時の食感よりさらに柔らかく感じる。
ソースとカラシが一番好きかな。
何はともあれ旨い。これはあったら必ず頼まねばの逸品だろう。
ウマイ旨いと食べ進み、気がつくとまだ特ロースもトリモモも残っているというのに、ご飯が早々になくなってしまった。かといってお代わりをお願いするほどではない。満腹に近づきつつある。豚汁も旨い。
全てきれいに食べ終わって、幸せいっぱいの腹いっぱい。ご馳走さまでしたと店を出た・・・・#
この店の「愛農ナチュラル」を食べるまでは「成蔵」攻めは止められない。でも早いとこ成就させないと財布が続かない(^^;
◆とんかつ 成蔵(なりくら)
https://twitter.com/narikura_1010/
杉並区成田東4-33-9 最寄駅:南阿佐ヶ谷
11:00-14:00 17:30-20:00 [完全予約制]
水・日休 2010/8 高田馬場で創業 2019/7/8移転
予約サイト https://www.omakase-japan.jp/stores/55285
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