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2019.09.25

とんかつ ひなた presents「第一回とんかつ研究会 ロースを究める」

 2017年1月のオープンから1ヶ月も経たないうちに「東京とんかつ会議」の殿堂入りを果たし、更にミシュランのビブグルマンにも掲載されているという「とんかつ ひなた」。その店が「とんかつ ひなた presents とんかつ研究会」なるイベントを始めるという。

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 今回はその研究会初の催し。「第1回ロースを究める」と題して、8種の銘柄豚を試食できるというもの。その銘柄とは通常メニューの「漢方豚」のほか「米沢三元豚」「梅山豚」「和豚もち豚」「南の島豚」「岩中豚」「霧島黒豚」「林SPF」。
 もう生唾ものではありませんか。とりわけ「梅山豚」は正にレアもの。

 店のFBでこの告知を見て、即申し込んだのが二週間ほど前。そうして今日(9/25)。友人F夫妻と誘い合わせていそいそと訪問。

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 19時過ぎの店先には「本日は予約のみ」の貼り紙。案内された奥の席に着くと目の前に本日のメニューが。予告どおりの豚ロース君たちが提供される順に記載されている。

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 カウンターにはいつもの「インカ天日塩」「高知の塩あまみ」のほか「花の塩」「アドリア塩」「三年熟成塩」「石垣天日塩」なんていう珍しい塩たちが並んでいる。
 ともあれまずはビール。F夫妻と乾杯。するとその横に有名な料理評論家であり「東京とんかつ会議」の主宰である山本益博氏が座られてビックリ。

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 さて定刻 19:30。コの字型カウンターの14席が全て埋まって、いよいよ開始。最初に店の代表とシェフのご挨拶。

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 目の前の天板に本日食べるロース肉たちが並べられた。壮観。肉の色の違いや脂身の大きさ入り方が違うのが判るでしょうか。脂身部分が多いのがリブロースだそうだ。

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 横からの厚みが判る画像も載せておきましょう。
 しばらくすると入り口近くの揚げ場から静かなパチパチという音。そうして、いよいよご提供。

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 最初に宮城の「漢方三元豚(LYD)」
 (L=ランドレース種,Y=中ヨーク種,B=バークシャー種,D=デュロック種)

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 続いて山形の「米沢三元豚(LBD)」

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 茨城の「梅山豚(純粋種)」。続けますね。

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 「和豚もち豚(日本全国)」

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 宮崎の「南の島豚(アグー・デュロック)」


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 岩手の「岩中豚」


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 宮崎「霧島黒豚(バークシャー種)」

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 千葉の「林SPF豚」 割りと色々な店で食べられるSPF豚ね。

 ここまでで8種類。中央のいい部分だけを提供してくれた。どれも見事な火の入り具合で、味・食感ともに絶妙。本当に美味しいのだけど、私のバカ舌ではリブロースの脂身の甘さとか梅山豚の食感とかくらいしか残っていないのが残念。実際のところはアルコールが入ると殆んど忘れてしまうという、いつものヤツ(^o☆)\カシッ!

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 続いてデザートの「グレープフルーツ」で舌をサッパリさせてもらって、

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 「ミニかつ丼(梅山豚)」
 これは事前にどの豚で作るかを参加者に聞いてくれたもので、私は希少種である梅山豚のリブロースでお願いしたものだ。トロトロの玉子でとじられて、これもまた旨い。

 以上で本日のメニュー全てが終了 5,500円也。ビールや焼酎を入れると 7,600円ね。

 もう文句ない文句ない。お腹も結構イッパイになって、ご馳走様でした・・・・・。

 最後に記念写真を撮ってお開き。今回が第一回ということは、いつか第二回があるはず。今度はフィレだろうか。それとも、希少種の様々な部位を試食するとかかも。

 ともかく次回も絶対に参加するぞと心に誓う私。もちろん普段のメニューも食べに来ますとも(^o^)v

とんかつ ひなた
 http://www.tonkatsu-hinata.jp/
 新宿区高田馬場2-13-9 最寄駅:高田馬場
 11:00-13:30 17:00-20:30
 日曜休 2017.1.12オープン

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