「成蔵@南阿佐ヶ谷」で 雪室熟成豚の特ロース
7月に高田馬場から移転してきたばかりだというのに、さすがは超人気店。すでに大人気で今や完全予約制。(何故そうなったかは前々回の記事参照)
「とんかつ 成蔵」
もう一度書いておくとこの店は「東京とんかつ会議」の殿堂入りはもちろん、ミシュランのビブグルマンにもここ3年連続で選出されており、さらに食べログアワードのシルバーも獲得と、要は凄い店なのですよ。でもちとお高いのが難点(^^;
先日、知人のFBを見ていたら、この店で「愛農ナチュラルポーク」を食べたという書き込みを発見。私の知る限り、都内でこの「愛農」を出せる店は他に1店のみ。当日あるかないかは行ってみないと判らない。でもそれならばと意を決して再予約。今回で三度目の訪問ね。
予約時間の 13:25に現着。店先で女性スタッフが渡してくれたメニューを見て、先にオーダーを入れるシステム。
残念ながら念願の「愛農ナチュラルポーク」は入っておらず、有名な銘柄豚「TOKYO X(東京エックス)」の「シャ豚ブリアン」も早い時間に終わっているみたいだ。というわけで「雪室熟成豚」の特ロースかつと単品の「ささみかつ」オーダーすることにした。
しばらく待って入店。カウンターに着席。目の前の厨房にはイケメンなご主人。スタッフが女性ばかり3人なのは変わらず。
まずは当然ビールね。今日は暑いからビールが旨い。そのビールがちょうどなくなる頃、満を持して?ご提供。
「雪室熟成豚 特ロースかつ(180g)定食 3,980円」
左下にあるのは併せて頼んだ「ささみかつ 580円 (撮りやすいように位置を変更してます)」。どちらもかなり粗目のパン粉で白い衣が特徴的。
まずは「特ロース」の一番厚い部分を返してみると。ご覧ください、この肉全体に薄く入ったロゼを。見事な火の入り具合。
実際食べてみると「あっ旨いっ!」。サクサクというよりフワフワの衣。柔らかくジューシーな肉。肉汁ジュワの後に脂身の甘みが押し寄せる感じ。前回食べた"TOKYO X"の特ロースよりも、私的にはこっちの方が好き。なんだかこの肉の虜(とりこ)になってしまいそう。
「ささみ」の方はよく見るとうっすらとピンク色。元の肉が淡いピンク色だから、さすがにその色は残りにくい。でもその柔らかさが秀逸。刺身に近いのではないかと思ってしまった。
どちらも殆どをピンク岩塩とカラシで食べた。キャベツにかけたソースをチョコっとつけてみると、淡泊なささみにはこれが良く合うのだった。
ご飯も豚汁も美味しかったはずだけど、そちらには注意が行かないくらいロースかつが旨かった。
次回と言っても、なかなか予約は取れないし、懐具合もあるのでそう簡単ではないのだけど、行ってみて狙いのメニューがない場合は、この「雪室熟成豚の特ロース」で行こうと思った・・・・#。
◆とんかつ 成蔵(なりくら)
https://twitter.com/narikura_1010/
杉並区成田東4-33-9 最寄駅:南阿佐ヶ谷
11:00-14:00 17:30-20:00 [完全予約制]
水・日休 2010/8 高田馬場で創業 2019/7/8移転
予約サイト https://www.omakase-japan.jp/stores/55285
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