「成蔵@南阿佐ヶ谷」で 東京Xの特ロース
月曜日に初訪問したばかりの「とんかつ 成蔵」。完全予約制となったけど、その予約も難しいという話しを聞いていた。でもマメにキャンセル枠を Watchしていると結構取れるのですね。(予約料 @270円)
今回も運よく夜の部で二人枠が取れてしまった。そんなわけで一度行ってみたいと言っていたSP君を伴って、わずか二日での再訪となった。
入店時間を勘違いして45分も前に着いてみると、先客は無し。間もなくスタッフのお兄さんが注文を聞いてくれた。
前回は「雪室熟成豚」のシャ豚ブリアンを食べたので、今回はロースを食べたいと思っていた。聞いてみると果たして「TOKYO X(東京エックス)」の特ロースがあったので、これを注文。更に単品メニューの「特ミルフィーユかつ」も。SP君は「岩中(SPF)豚」のシャ豚ブリアンと同じ特ミルフィーユかつを注文。
指定された時間ちょうどに店内に入り「エビスビール 650円」を飲みつつ待つうちにご提供。
「TOKYO X(東京エックス)の特ロースかつ 180g定食 4,980円」
先日のシャ豚ブリアン(フィレ)かつと同じく低温で揚げた驚くほど白い衣のとんかつ。パン粉が粗目なのも同じ。添えられているのは豆腐(左)とお新香(ピクルス)。
少し寄ってみると、わずかに隙間から見える肉のロゼ色が期待値を上げてくれますね。
厚そうな部分を返してみると、この色。強すぎない見事なロゼが全体に広がっている。完璧な火の入り具合であるのが判る。
いつもどおり、まずは何もつけずにひと口。ロゼだからと言って、妙に生っぽい感じは一切ない、絶妙な柔らかさの豚肉に歯が食い込む感じ。
続いて肉汁の旨み。さらに脂身は口の中で甘くとろけていく。そうこの甘みを求めてロースを選ぶのですよね。
ぴったりと肉に貼りついた白く優しい衣はどこにも破たんがない。もちろんサクサクだ。
端っこのひと切れだけをソースで食べたけど塩が一番。やっぱりレモンがないのが寂しい。
「特ミルフィーユかつ 880円」
単品で頼んだもの。こちらも同じく白い衣。ミルフィーユの肉は驚くほど柔らかい。撮るのを忘れたけど、このミルフィーユかつ専用に出された甘辛いソースはイマイチ。これもまた塩で食べるのが一番だった。
カツの量が多かったので、ご飯が先になくなってしまった。でもお代わり(180円)するほど物足りないわけでもなく、みずみずしいキャベツと豚汁もきれいに食べてご馳走さまでした。
ビールを除いて計 5,860円也。この値段をどう感じるかは、人それぞれ。私的には充分ありだと思う。
前回も書いたように、この値段は提供されるとんかつの期待値というかハードルをグッと上げる。でも上げられたハードル・期待値に届くとんかつというのも凄いことだと思う。
単に「とんかつ」と書いたが、いわゆる一般のとんかつとは一線を画す、SP君に言わせると別次元の食べ物のように思う。
なお、彼が言うには添え物の豆腐とピクルスは、ビールのお供に出してくれた方が良かったと。なるほど確かにそうだと思った。
たったの二回食べただけだけど、これで「成蔵」は充分味わった。そんな感じがしている。財布の事情もあり、そうそうは行けないしね・・・・(^^ゞ
◆とんかつ 成蔵(なりくら)
https://twitter.com/narikura_1010/
杉並区成田東4-33-9 最寄駅:南阿佐ヶ谷
11:00-14:00 17:30-20:00 [完全予約制]
2019/8/1まで木・日休 8/7日から水・日休
予約サイト https://www.omakase-japan.jp/stores/55285
2010/8 高田馬場で創業 2019/7/8移転
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