2019雪国信越国境 湯煙り旅5「秋山郷 切明温泉 雪あかり」
野沢温泉からは整備された立派な国道117号を30km。降っていた雪も止み、午前中は道路上に残っていた雪もほぼ消えている。
越後の国 津南から信州栄村の「秋山郷」へと続く国道へ右折してまもなく、シャーベット状の雪道が出現。
間もなく峠道。次第にこの道は高度を上げ、シャーベット状だった雪道に圧雪やアイスバーンが混じり始めた。
この道も国道で 405号線と番号が付いている。別名「草津街道」と言って、現在のどん詰まりが切明温泉。その先は幻の国道405号とも呼ばれ、人が通れるだけの道が魚野川(中津川)沿いに野反湖まで続き、ここで国道405号が復活。草津温泉まで続いているそうだ。
てなことはおいといて楽しいスノードライブ・・・だったのだけど、途中でカーナビが「通行止め情報を受信しました」とかで迂回路を案内された。
でもこれが大嘘でミスコース。除雪もされていない道を数キロ走ったところで雪の壁にぶつかって行き止まり。こっちが通行止めぢゃんと引き返すとカーナビは何事もなかったかのように本来の道を案内し始めた。ダメぢゃん、カロッツェリア。
さて圧雪あり凍結ありの楽しい雪道に戻ってスノードライブ。下りのコーナー入口では何度か盛大に ABSを効かせ VDCも総動員(^^;
となりのカカーナビは、やれスピードの出し過ぎだの、滑ってるだの、谷に落ちるだのやたらうるさい。
こんな奥地に宿なんてあるの?と不安な家内。でもそんな道が果てるところ。「切明温泉 秘境の宿 雪あかり」に到着。ちなみに標高は 870m。秋山郷入口の津南町役場あたりが 240mほどだから 630mも高度を上げたことになる。そしてちょうどチェックイン開始の時間。
全体を撮れるところがないので雪構えをした冬季用の入口をパチリ。旅館ではなく民宿ね。
元「日本秘湯を守る会」の会員。現在では脱会しているそうだ。
私が知っている会員宿の中では最もアクセスが難しい場所に思える。まさに秘境の宿だ。
部屋の写真を撮り忘れたので宿のHPから拝借した画像を載せておきますね。下の画像も同じ。
ちなみに洋室にしたのは家内のリクエスト。お父さんは畳の上に布団の方が・・・。
チェックインは我々が最初だったので、まずは温泉へ。ここの露天風呂は完全に雪に埋もれていて冬季閉鎖。だから内湯へ。
大きな窓から雪景色を眺めつつ貸切状態の風呂の中で、いい湯だね、あははん。
三連休初日の今日は、この秘境の宿が満室だそうだ。晩餐の食堂で初めて同宿となった皆さんに会った。英語圏の 8人様と懐かしいデリカ・スペースギアで来られた 4家族。良かった。ここも大きな声の外人さんはいない。
まずはビールで乾杯。続いて宿の名前が入った焼酎をボトルで頼んで、お湯割りがいいよね。
こちらが夕食。特別なものはないけれど、どれも美味しく頂けました。とりわけ岩魚の塩焼きがホクホクで秀逸。また山菜の天ぷらをすぐそこで揚げてくれたりして、熱々の状態で提供してくれた。温かいものを温かいままでという心遣いがうれしい。
部屋へ持ち帰った焼酎でさらに一杯二杯。家内がもう一度お風呂に入って来ると言って出ている間にお父さんはまたもや爆睡。
翌朝。早起きのおぢさんおばさんは朝6時の風呂場解禁(^^;を待ちかねて、またも内湯へ。窓から見る外の景色は風混じりの大雪。積りそうだと思うと ちょっとうれしい。
湯に浸かりながらそんな雪景色を眺めていると、野ウサギが跳ねるのが見えた。すぐに木の陰に隠れてしまったが、こんな大雪の中でも活動するんだと得した感じ。
8時に朝食。なんというか日本の宿の正しい朝食とでも言うか、焼き魚(鮭)と目玉焼きがうれしい。ここでも温かいものは温かくという心遣いが生きている。
食事を終えて外へ出てみると、昨日はきれいに除雪されて地面が見えていた駐車場が、いきなり50cmの積雪。
クルマも半分埋もれてる。こりゃ雪を落とすだけでも大変だなと、フル稼働している除雪機と宿のご主人に頭を下げながら部屋へ。
さて、そろそろ荷物をまとめて帰る準備をすることにしましょう。
チェックアウトの10時には更に雪が積もっているだろうから、帰りの秋山郷から脱出するまでの道がちょっと心配。通行止めにさえならなければなんとかなるのだけど。
というわけで、三連休中日の帰路へと続きます。
◇切明温泉「秘郷の宿 雪あかり」
https://yukiakari-akiyamago.com/ 長野県下水内郡栄村堺17879-1 標高 870m
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