「とんかつ 太志@池ノ上」で 千代幻豚のロースかつ
昨年末の訪問以来三度目のリピート。世田谷区代沢の淡島通り沿いにある「とんかつ 太志」である。
開店時間の少し前に着いてみると先客はなし。はらはらと雪が舞う中、しばしのお待ち。すぐ後にご夫婦らしき一組。定刻に開店。
すでにこの店のHPでチェック済みなのでオーダーは決まっている。昨日限定入荷したばかりの信州飯田市は千代の山の中にある「岡本養豚の千代幻豚」がそれ。
低温の油から時間をかけて揚げているのは前回と同じ。しばらくするとフライヤーからはわずかにパチパチという揚げ音。この音が聞こえ始めると、そろそろ出来上がりのタイミングか。オーダーからおよそ 15分後にご提供。
「千代幻豚のロースかつ定食(200g) 3,240円」
先日の徳島産吉野川ポークよりも 1,000円も高い。そんなお値段だから期待は高まりますね。
衣はこれまでより若干濃いめの色をしているように思えるけど、どこにも破綻はない。
そうしてご覧下さいまし。この厚さにしてこの色。伝わりにくいかも知れないが、全体にとても淡いピンク色が入っている。
まずは何もつけずに右から二番目の一番厚く大きい部分を一口。あれ?硬い、と言うか その厚さを差し引いても かなり歯応えがある。衣もやや硬くこれまでと違う感じ。揚げ時間によるのだろうか。
私の食べ方が悪いのかも知れないが、久しぶりに口の中(上顎部分)の粘膜を剥がされた(一種の火傷?)。ウーム。
続いて脂身の部分も一緒に頬張ると、おおっ旨い!甘いっ! 脂身ストの私をして唸らせしめる美味しさ。素晴らしい。
でもね。メニューに書いてあるとおり「脂身が最高」ではあるものの、肉の方が日光の手前に思える。
何故だろう。昨日入ったばかりの肉だというから火の入れ方が定まっていないのか、はたまたブレか。また衣の付きがややあまく、一口で余った部分の衣が剥がれてしまっていた。
岩塩とキザミわさびで食べ切った。炊きたてのご飯も味噌汁もお新香も相変わらずいいだけに肉部分だけが惜しい。
今日の「限定入荷 千代幻豚」は期待値(お値段含む)には届かなかった。でもこの店への期待が消えたわけではない。またいつか通常のメニューを食べに再訪してみるつもりでいる・・・#。
◆とんかつ 太志
http://www001.upp.so-net.ne.jp/aqua/
世田谷区代沢4-34-12 最寄駅:井の頭線池ノ上
11:00-14:00 17:30-22:00(売切終了) 火曜
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