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2019.01.04

「かつ吉@水道橋」で ロースかつ定食

 創業昭和38年(1962年)だというから、水道橋のこの地ですでに56年。老舗中の老舗「かつ吉」である。

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 先日行った「丸五@秋葉原」の師匠筋にあたるほか、いくつもの有名店を輩出していて「とんかつ界」では、あの有名な「井泉」に次ぐ一代勢力なのだそうだ(by「東京とんかつ会議」)。

 今回の訪問もまた「東京とんかつ会議」の影響を受けたのと「丸五」の師匠筋を食べてみたかったからだ。

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 正月4日の16時少し前という中途半端な時間。着いてみると先客は3組だけ。後客なし。民芸調の広い店内はスカスカだ。
 でも何故か入り口で待たされると思ったら、上の画のようにお新香やカトラリ(^^;をセットする時間が必要だったみたいだ。メニューを眺め、予定どおりビールとロースかつ定食を注文。

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 私が案内されたのはこんな格調高い?円卓。民芸調というか、いかにも歴史を感じさせる とてつもなく分厚いテーブル。

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天板にはフロアのスタッフを呼ぶための呼び鈴と「岩中(いわちゅう)豚」の看板が置かれている。今日の銘柄豚も岩中豚なのだろうか。だとすると浅草橋の「洋食 大吉」以来の岩中ということになる。

 お新香をつまみにビールを呑みつつ待つ内に、最初に大盛りキャベツがメインのサラダ。卓上のドレッシングを少量かけて、これに手をつけ始めた頃にご提供。

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 「ロースかつ定食(150g) 2,300円」
 同時に出されたのはナメコと豆腐の「赤だし(八丁味噌らしい)」と「白いご飯」。(ご飯は紫蘇入りか白飯を選べる)

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 キャベツもそうだけど、それぞれの器が大きいので判りにくいが、それなりの大きさ厚さのとんかつ。

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 ご覧のとおり真ん中がほんのりピンク色の豚肉と、薄い色の衣が乱れることなくしっかりと貼り付いている。
 まずは素のまま、脂身のない方から一口。衣の食感がいい。そしてなんというか柔らかくも歯切れのいい肉。

 脂身の方を頬張ると、やっぱり とんかつはロースだよね、と思わせられる旨みがジワリ。

 続いて卓上に置かれた「わじまの海塩」で食べてみる。うんこれもいい。でも私的にはやっぱりソースが好き。かつてみたいにソース漬け(^^;にはしなくなったものの、こればかりは好みの問題(^^ゞ

 美味しく頂いてご馳走様。なるほど「丸五」と似ていると感じた「とんかつ」なのでした。

 でも、未だに私的ナンバーワンは「太志」の「とんかつ定食(ランチ)」なのです。

 ところでこの「かつ吉」。食べログでは「とんかつ百名店」にも選ばれているほどの店なのだけど、やたらと接客系の評判が悪い。今回はスカスカに空いていたので、それほどヒドいことは無かったものの、見える範囲で5人いたフロア担当の誰一人としてテーブルウオッチをしているスタッフはいなかった。備え付けの呼び鈴で呼ばれることが前提なのだろう。

 私も呼び鈴を使ったけど、返事はあってもすぐに誰かが来るわけでもなく、結局近くを通ったスタッフを呼び止めてオーダーを通したのだった。
 この価格帯の店としては、たしかにシンドイものがある。とんかつ専門店にしては大箱(90席?)のせいだろうか。弟子だという「丸五」の接客がもの凄く良かっただけに、なんだか釈然としない・・・。

かつ吉 水道橋店
  http://katsukichi.co.jp/suidobashi/
 文京区本郷1-4-1 最寄駅:水道橋
 11:30-14:30 17:00:21:30
 土日祝 11:30-21:00
 無休(12/31-1/2休)1962/11オープン

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