「とんかつ 太志@池ノ上」で とんかつ定食(ランチ)
BS-TBSの「東京とんかつ会議」 11月放送分で取り上げられた店。
「とんかつ 太志」 池ノ上(井の頭線)と書いたが、小田急線三軒茶屋と池ノ上のほぼ中間で住所は代沢。淡島通り沿いにあって、どちらの駅からも結構歩きでがある。
開店少し前の店先。ここもまだメジャーではないのか行列はなし。初訪問の身としては壁にメニューが貼られているのが有り難い。
定刻に開店。狭めの店内はカウンター 5席に 4人がけテーブル席が 2卓。厨房に30代後半?のご主人と、フロアには その母親相当の年代と思われる女性が一人。店内のメニューをもう一度眺めて、お値打ち品だというランチメニュー「とんかつ定食」をオーダー。
「ランチ とんかつ定食(ロース) 1,000円」
揚げにかなり時間をかけている。フライヤーに衣をまとわせた豚肉を滑り込ませた当初から、パチパチという揚げの音は小さい。比較的低温でじっくりということなのだろう。かなり間があってご提供。
見ただけで、とんかつの厚さと衣の色に期待値が上がる。さらにその衣がしっかり中の肉に寄り添っているのが判る。
右から二番目の一番厚く大きいやつをクルリと廻すと、ほんのわずかにピンク色。火の入り加減が良いのだろう。
まずは何もつけずに こいつをひと口。あ、これ旨い!
衣の柔らかくもサクッとした口当たりも、肉を噛み切る際のただ柔らかいだけではない食感も素晴らしい。噛むほどに豚肉の旨みが伝わって来る。
そうして何より脂身の甘さ、旨さが秀逸。というか際立っている。このとんかつ 素晴らしい。そう思った。
TV番組の中で「東京で 1,000円以下で食べられる とんかつ定食としてはナンバーワンではないか」というコメントがあったが、正にそのとおりだと思った。
高くて旨いのは当たり前。この値段でこのとんかつ? コストパフォーマンスがどうのこうのというレベルを超えているように思う。
途中でテーブル上においてある岩塩を少し振りかけてみる。ほんの少量で充分。普段はソースをドバッ派の私も、このとんかつには山盛りのキャベツに廻し掛けたソースを ちょっとつけるだけ。
美味しく炊き上げた福島または安曇野産だというコシヒカリも、信州味噌の老舗醸造元に特注しているという味噌汁もいい。
再訪必死。どころか またすぐにでも食べに来たい店だ。できれば限定入荷の北海道産「どろぶた」があるうちに、多少無理してでもと思った。
ランチ以外のメニューもご紹介。左が通常メニューで、右側(の右)が限定入荷のもの。知らなかったけど、どちらもランチタイムでも頼むことは可能だそうだ。
とんかつ好きな方には多少遠くても、是非に是非にとお奨めしておきます・・・・。
◆とんかつ 太志
http://www001.upp.so-net.ne.jp/aqua/
世田谷区代沢4-34-12 最寄駅:井の頭線池ノ上
11:00-14:00 17:30-22:00(売切終了) 火曜休
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