はとバスツアー「秋の大井川鐡道SL乗車とマグロざんまい2」
バラ園を後にして向かうは本ツアーのメインイベント「大井川鐡道のSL乗車」。第二東名を島田金谷ICで下りて、大井川沿いに上流を目指します。
出迎えてくれたのは、こんなレトロな駅舎の「家山駅」。たくさんの映画やドラマなどで使われてきたのだそう。
そうしてホームに入線してきたのは 1930年製造の蒸気機関車(C10形 8号機)。んまぁなんてカッコいいんでしょう。家内も思わず、うわぁ!
こんな間近で走行中のSLを見るのは物心ついて以来初めてではなかろうか。
ともかくこのSLに乗って「新金谷駅」まで大井川沿いに車窓の旅。バスは終点に先回りして待っていてくれる。これバス旅のいいところ。
SL自体はもちろん、レトロな車内、汽笛の音、石炭が燃えるニオイ。そしてトンネルに入ると入り込んでくるスス。
そのたびに慌てて窓を締めては開けるを繰り返して、窓からの風景をパシャパシャ。
大井川に流れ込む支流、と言うにはあまりにも小さな流れ込みと沿線に点在する茶畑。そうお茶の名産地だもの。
およそ 30分ほどで終点「新金谷駅」着。上の画像はSLの最後尾に何故か連結されていた電車。
本当は「千頭駅」から全線に乗ってみたかったのだけど、そうも行かず。それはまた何かの機会に譲るとして、この新金谷駅での楽しみは、転車台(ターンテーブル)でSLが方向転換する様が見られること。
もうここにいる旅行者全員がカメラ小僧状態。多くの人がスマホでパシャパシャ。
平日の月曜日ということもあって、人出は相当少ないそうで土日ともなると大変なことになるらしい。
なるほどこの新金谷駅での押したり引いたり、連結したり切り離したりの一連の作業自体がショーみたいなものだ。
こんな風にSL同士が向き合って連結する様子なんて、そうそう見られるもんじゃない。しかも間近で。
そうしてSLが煙と蒸気を吹きながらスルスルと進む先には転車台。何と言ってもメインステージはこの転車台なのですよ。
運行中のSLがクルリと方向転換するところを間近で見ることができるのは、全国でもここ新金谷駅だけなのだそうだ。
転回する様をいくつか。まずはすぐそばから真正面。これも実は珍しいアングルだと思う。
続いて斜め前からと真横から。
方向転換が終わって力強く進み来るSL。いやぁ鉄チャンでなくったって思わず拍手したくなってしまう。でも拍手の代わりにシャッター。
いやはやなんとも貴重な体験ができたのでした。
SLの動態保存。部品の調達や制作だけでも大変なことだと思うけど、続けてほしいものです。
この後、お迎えにと先着していたバスに乗って東名高速を一路東京へ。途中渋滞がありながらも、オバQさんの名ガイドで退屈もせず。予定どおり 19:30に東京駅着。
さぁ、帰って写真の整理でもしながら、お土産の干物を肴にイッパイやることにいたしましょう。
◇CANON PowerShot G9X MarkⅡ 28-84mm F2.0-4.9
CANON EOS 5D Mk3 + EF 24-105mm F4L USM
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