2018夏の安曇野「とりでん@松本」で 野菜そば
家内を松本まで送っていく途中で「とりでん」を発見。ざっと30数年前に何度か食べて以来だ。
長野オリンピックを境に大きく変貌した松本。区画整理などに伴って移転?したと聞いていたけど、ここだったんだぁと。
そうなるともう堪らない。ちょうどお昼時。家内を目的地近くで降ろすと取って返し 11:40に店の前。
松本におけるラーメン店の老舗中の老舗。でもかつてのレトロな佇まいではなく今風の店構えになっている。暖簾に1948とあるから昭和23年。今年で創業70周年ということになる。
ちなみに安曇野は豊科にあるカタカナの「トリデン」とは、たぶん姉妹店。
店内はカウンターと小上がりという構成。この時間で先客は2人、後客は家族連れを含め3組8人ほど。この家族連れ以外は会話から常連さんだと判る。
ご主人一人でのオペレーション。二代目?かつて来たときとは違う印象。
店内に大きく掲げられたメニュー板を眺め、かつて好んで食べたメニューは何だったろうと。
「野菜そば(大) 900円」 で、オーダーしたのはこちら。いかにも昭和チックな見た目。
醤油色に茶濁したスープは店名のとおり鶏ダシが良く効いたもの。さらに野菜の旨みが溶け込んで、これは旨い。これぞ昭和。そんな風に思わせられる。
脂の他に表面に浮いている細かい粒子状のものは何だろろう。魚粉ではなさそうだし、ひょっとしてアク? 全く不快ではないので問題はない。
細ストレートのやや縮れ麺。昭和風にかなりヤワメかと思ったけど、そんなことはなく適度なヤワさとでも言うか。取り敢えず文句なし。
しばらく食べ進んで発掘(^^; こんなゴツッとした感じのチャーシューが1枚(1個?)に、元は1枚?だったと思われる小塊が二つ。歯応えがあるタイプで見た目以上に旨いのが特徴(^^;。
かつての味は忘れてしまっているけれど、しっかり昔ながらの中華そばの味を守ってくれている松本の名店。
また機会を見つけて食べに来よう。未食の方で、この地にご縁がある方には是非にとお奨めしておきます。
(備忘録:店の斜め前の月極駐車場に当店用の駐車スペースが5台分?有り。気づかず近くの有料に駐めてしまったのでした。)
◆とりでん
長野県松本市大手2-7-17 最寄駅:松本
11:00-19:00 日祝は 18:30まで。
水曜休 1948年(昭和23年)創業
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