2018北東北遠征・湯煙り旅「秋田 乳頭温泉郷 鶴の湯」
さて本日の目的地は、秋田県は奥羽山脈の懐深く・・・要するに山の中「乳頭温泉郷」である。
十和田湖畔からだと岩手県をはるか盛岡まで南下してから西へと転じ、奥羽山脈越えと大回りしなくてはならない。
通常の夏場のルートだと、距離は 120km程度だというのに、冬季はそのルートが通行止めで使えないため 70kmほども余分に走らなくてはならない。時間だけでなく高速代も大きなロスだ。
でも仕方ない。この投宿順を地図ソフトでシュミレーションし、無理はないはずと考えて予約したのは、まだ9月のことだったのだ(^^;
ともあれ秘湯中の秘湯「乳頭温泉郷 鶴の湯」である。


「日本秘湯を守る会」の会員施設ね。ずいぶん前からこの宿の存在は知っていたのだけど、念願叶って、ようやくの投宿となった。
この宿、浮き世離れしていて、どの部屋にもTVが無い。それがいいところ。秘湯と雰囲気、時間の流れを楽しむ場所なのだろう。SoftBankは電波が来ていないらしい。NTTと auはOK。去年から?WiFiが使えるようになっている。これはありがたい。


雪景色と古い湯宿。似合いますねぇ。この宿について詳しくはこちらをどうぞ。
我々が泊まった部屋。「新本陣」五番の八畳間。広縁にウォシュレット、洗面台付。
さらに囲炉裏の間が付属する部屋だった。実は最初(半年前)に予約したときは「湯治棟」の2または3号棟(六畳一間でトイレ無し)しか取れなかったのだけど、三日前に予約の再確認をした際、念のためにとキャンセルが出ていないかを聞いたところ、運良くこの部屋が空いたそうで変更できてしまったのだ。お値段は高くなるけど、お父さん小さくガッツポーズでしたね(^o^)v
結果的にこの部屋が一番良い(高い)部屋だったみたいだ。人気があるのは茅葺き屋根の「本陣」だそうだけど、広さや設備はこちらが一番整っているのだそう。
(露天風呂の画は乳頭温泉郷のHPより拝借したもの)
早速、雪見風呂。家内は女性用の露天風呂へ。私は一番広い混浴の露天風呂。女性はいないだろうと思ってたら仏語を話すパツキンのお姉さんが旦那らしき人と一緒に入っていた。(あ、あくまでも髪の色のことですよ)
勇気あるなぁ。ちょっと驚き。もちろんジロジロ見たりはしてませんよ。乳白色のお湯に隠れて見えないし。ってチラ見はしたか(^^;
湯温はやや低め。冬の時期は仕方のないことだろう。でもノンビリ浸かるにはちょうど良い。含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉(硫化水素型)だそうだ。


続いて新本陣の貸し切り風呂。先ほどの混浴露天風呂にはカランやシャンプーがないのですね。
ゆっくりと温まった後は、部屋でノンビリして夕食の御膳を待つことにいたしましょう。
そうそう、ここへの行程の殆どに雪はなく「鶴の湯」手前の 7-8kmほどが絶好のコンディションの雪道だった。画像を載せておきますね。
雪の壁が左右にそそり立ち、マイクロバスが通るのがやっとと言う狭いところもあったけど、楽しいドライブだった。
◆乳頭温泉郷 秘湯 鶴の湯
http://www.tsurunoyu.com/ 秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50
16,350円 * 2人 +暖房費 1,080円 +入湯税 300円 = 34,080円
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