「奥湯沢 貝掛温泉」で 立ち寄り湯
越後湯沢の宿を後にして、目指したのはクルマで 15分ほどの「奥湯沢 貝掛温泉」。
なんでも「日本秘湯を守る会」の発足会員らしく、実際この宿へのアプローチは秘境そのもの。主要幹線道路である R17からはわずかの距離なのだけど、「えっ、この道を下るの?」思わずそう言ってしまいそうな隘路。そこを過ぎると今度はクルマ1台が通るのがやっとという橋を越えて、ようやくたどり着く。
その隘路がいきなり広がったかと思うと「貝掛温泉」の看板が迎えてくれた。
傍らを川が流れ、ところどころ木々が色づき始めていて、いい雰囲気だ。
この宿の周辺だけを見ていると秘湯の雰囲気は薄いのだけど、ここへ至るまでが秘境風であって、秘湯と言われる所以。実際、冬場はあの道を普通車が通れるのだろうかと思ってしまった。
ご覧のとおり建物にも風情がある。旅館というより旅籠といった方が似合いそうだ。
もっとも、この玄関棟は逐語15年ほどのものだそうで、奥にある本棟は明治2年の建築だそうだ。
風呂の様子はHPから拝借したもの。眼病によく効くのだとか。
露天風呂は二つあって、メインの広い方はお湯がかなりヌルめ。冬場の露天はかなりシンドかろう。
帰りの渋滞を考えると、あまりゆっくり浸かることもできなかったが、いいお湯だった。
でも、間違いなく「秘湯を守る会」だけあって雰囲気は良い。一度泊まりに来てみようかなという気になっている。
・・・というわけで、1泊2日の旅は、これにておしまい。関越の渋滞にハマらないように願いながら帰ることにいたしましょう。
◇メモ
二日間の総走行距離 582km ガソリン 48.73L 燃費 11.9km/L
◆奥湯沢 貝掛温泉
http://www.kaikake.jp/
新潟県南魚沼郡湯沢町三俣686
日帰り入浴 11:00-15:00
平日 1,000円/大人 (土日祝は 1,200円)
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