手打ち生蕎麦 かぎもとや 中軽井沢本店
本日の昼食にと選んだのは、このお店。
明治3年の創業だというから、この地では老舗中の老舗だ。かつて東京からよく志賀高原方面に来た帰りに、この店に寄るのを楽しみにしていた時期がある。ざっともう30年ほども前の話だけどね。
外観は新しくきれいにはなっているものの全体は変わっていない。店内の壁や什器類なども入れ替わってはいるみたいだが、その配置はかつてと変わらず、とても懐かしい。壁には有名人のサインや写真などが飾られているのも同じだ。もっともその有名人は入れ替わっているようではある。
何代目になるのだろう。40才台前半?と思われるご主人が締め飾りのあるガラス張りの小部屋で丁寧にそばを打っていた。
お客さんが少ない。オフシーズンのせいだろう。昼食時の土曜日だというのにスタッフの方が多いくらいだ。
「大もりそば 1,050円」
いわゆる田舎そばだ。麺の太さもバラバラだし、そばがらもそれなりに混ざったやや色黒のそばだ。でもこのコシ・硬さがいい。
これをわりと醤油の風味が強いアッサリめの下地で頂く。久しぶりに来た甲斐があったというものだ。
「天ぷらそば 1,400円」
こちらは家内が頼んだもの。家内はいわゆる更科系のような白く透き通る蕎麦よりも、こんな田舎そばの方が好みらしい。彼女にとっては気取らないソウルフードの一つなのだろう。天ぷらもさくさくでおいしかったそうだ。
素直に吾妻路を通って帰らなかったのは、この店に寄りたかったからだけではない。せっかくだからもう1ヶ所寄っておきたい場所があるのですね。
遅くならないうちにでかけましょう。
◆手打ち生蕎麦 かぎもとや 本店
http://www.kagimotoya.co.jp/access.html
長野県北佐久郡軽井沢町長倉3041-1 最寄駅:中軽井沢
9:00-20:00 冬季 9:00-19:00 日祝 9:00-20:00
木曜休 駐車場20台
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