アクアラインを越えて「道の駅 保田小学校」
さて黄金鯵で満足した後、向かったのは今回のミニ旅の目的地「道の駅 保田小学校」。
126年に渡る歴史の幕を閉じて2014年に廃校になった小学校をリニューアルして昨年12月にオープンした施設。小学校の校舎をそのまま利用して道の駅としたもので、オープンのニュースを聞いて以来、ずっと行ってみたいと思っていた。
入口には小学校時代の「百周年の記念碑」が置かれ、その歴史の長さを感じさせる。
1階には主に飲食店。「3年B組」なる中華屋さんや和食系の「里山食堂」、パスタ系の店などが入っている。
2階の一部は展示室や「まちの縁側」なるふれあいスペース。この2階の元外壁だった場所には往時のまま校章が掛けられていた。
そして残りは教室を利用した宿泊施設になっている。
この宿泊用の部屋が面白い。教室を半分に仕切って造られているので、片方の部屋には黒板がそのまま残っていて、もう片方の部屋には、生徒がランドセルなどを入れておく棚がそのまま残っている。(ガラスの反射で見えにくくて申し訳ない)
どれも4人部屋らしく、畳のベッドが4台と、小学生(低学年?)が使う机と椅子が置かれている。是非一度泊まってみたいものだと思った。
校庭(殆どが駐車場)のはずれには、元体育館だった建物だろうか、どこの道の駅にもある地元産の生鮮食品や土産物などを扱う「きょなん楽市」なる施設がある。
まだ知名度が低いせいか、平日でもあり、ちょうどお昼時間になっても空いている。
母校がなくなったとしても、こんな形で残っていてくれたら、きっとOBたちも嬉しいだろう。自分たちが学んだ教室でお泊まりまでできるのだから。そう言う意味でも素晴らしい施設だと思った。
ここで、お目当ての一つ。お風呂に入ってみることにした。
平日の真昼間。他に利用する人もなく、完全貸切で「いい湯だな」状態。
もちろん温泉とかではなく、単なるお風呂だし、4つしかないカランの数からも判るように4人も入ればいっぱいという浴槽があるだけ。
でも、清潔だし明るいしで、非常に気持ちの良いお風呂であった。利用料金は町外の場合 500円。JAFの会員証提示で 400円だった。
ゆっくりお湯に浸かったところで、この施設を後にした。
内房というか南房方向へのご予定がある方には、是非一度立ち寄られることをおすすめしておきます。
◆道の駅 保田小学校
http://hotasho.jp/
千葉県安房郡鋸南町保田724
9:00-18:00
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