「鵺(ぬえ)@中野」で 限定 豚そば追い鰹
日曜日、さて今日の一麺はどこにしようと考えて、思い出したのはこの金土日の三日間で限定メニューを提供しているというこのお店。我が家からも近いしね。
「NOODLE DINING 鵺 NUE」。昨年4月のオープンで、なんでも「TRYラーメン大賞 2015-2016」の鶏白湯新人部門で2位になったのだそう。「えー、それほどかぁ?!」というのが、オープン後間もなく二度ほど食べた時の素直な感想。
今回の限定は鶏白湯でさえなく、豚とカツオだそうだけど、とにかく食べてみましょうと。


11時半過ぎの店内に先客は4人。限定の豚そばを告げてメニューと酒棚を眺めているうちに「奄美黒糖焼酎」のラベルを発見。これ好きなんですよね。
銘柄は「里の曙」。値段を聞くと 600円だという。ちと高いなと思いつつも誘惑には勝てず「じゃそれロックでお願い」というと、グラスのふちギリギリまで注いでくれた。おおっ嬉しいではありませんか。これなら 600円は高くない。
里の曙を少しずつ飲りながら、ご主人のオペレーションを眺める。実に丁寧だ。一杯ずつスープを雪平鍋で温めて、麺が茹で上がる直前に追い鰹。
「豚そば追い鰹(大盛 210g) 730円」
醤油ベース、見事な清湯スープに仕上がっている。鶏白湯専門の店課と思い込んでいたら、さすが「麺彩房」の店長を務めただけのことはある。そうして、鰹の芳香が鼻腔をくすぐる。
スープを一口すすると、その思いはさらに強くなり、これは旨いわぁと思わずニヤリ。豚そばとなっているけど、このスッキリしたコクは鶏も使われているのではなかろうか。まぁそんなことは、どうでもいい。旨いのだから。
加水率低目と思われる細ストレート麺はもちろん大成食品のもの。やや硬め、でもツルツルの食感で、麺自体が旨いのは納得ですな。
ガストーチで炙ったチャーシューは、香ばしくも柔らかく旨い。
うーん、いいですわねぇ、この和風ダシ。このスープは残せない。完食の全汁でご馳走様でした。
さてまた機会があったら、本命の鶏白湯の方を改めて食べに来よう。オープン後間もなくともまた変わっているのかもしれない。
あ、そうそう。ランチタイムは大盛無料ね。210gとあるけれど、それでもちょっと物足りない感じ。それだけが難点かな。
◆NOODLE DINING 鵺 NUE (ぬえ)
https://www.facebook.com/ndnue/?fref=ts
中野区中野5-36-14 最寄駅:中野
11:30-14:30 18:00-23:30(売切終了)
月曜休
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