「ラーメン 大木戸@梅屋敷」で 限定 茸と松茸のらーめん
かつて「むろや@新宿御苑」だった時代には、この時期恒例となっていた人気メニューを今週末二日間だけ復活させてくれるという。1日25食限定だそうだ。そんな情報を得てしまっては、行かないわけにはいかない。
というわけで、我が家からは小一時間の「ラーメン 大木戸」である。
近くのPにクルマを置いて、開店時間のわずか前に着いてみると先客はなし。店内から私の姿を認めてくれたFさんが少しだけ早めに開けてくれた。
店内の券売機には事前情報どおり「限定 茸と松茸のらーめん」の文字がある。限定のボタンを押して着席。この限定情報を事前に知った人たちなのだろう、開店後間もなくして満席に。
「限定 茸と松茸のらーめん 1,000円」
店内にすでに漂っていたキノコの香り。それが目の前に出された瞬間、ドッと鼻腔に入り込んできた。芳香とはこのことだろう。むろや時代を思いださせる懐かしいで香りでもある。
松茸はカナダ産だそうだ。思ったよりはるに大きい。むろやの限定で 1,000円は珍しいことだが、この松茸が入るのなら文句はない。
濃い口醬油であるかのような黒く、でも澄んだスープをまずは一口。いやぁ、素晴らしい。相変わらず、ご主人Fさんはキノコの使い方が巧い。和のラーメンを作らせたら右に出るものはいない? そんな気がする。
最初に椎茸、次いで大シメジ? 松茸と順に口にして見ると、直後はそれらの味で全てが満たされる感じ。
麺は太めの平打ち麺。例によって浅草開化楼製だろう。いつもの細麺ではなく、この太平打ち麺を持ってきところも、むろや時代と同じだ。
チャーシューはいつもどおり絶品。柔らかさといい味加減といい、これまた文句なしだ。
熱々のスープにもかかわらず、アッというまに完食。そしてもちろん、このスープを残せるはずがない。全汁してご馳走様でした。
ちょっと季節外れになってしまったけど、松茸でなくてもいい。またキノコ出汁で冷やしをやってくれたら嬉しいかな(^^;
ともかくも秋を満喫できる一杯なのでした。わざわざここまでクルマを飛ばして来た甲斐があったというものです。
◆ラーメン大木戸
大田区大森西7-7-17 最寄駅:梅屋敷
11:15-15:00 17:00-21:00 当面無休
2014.3.16移転オープン
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