久しぶりの「がんこ西早稲田」で塩ラーメン
一体いつ以来だろうと過去ログを見てみると 2011年の4月が最後になっている。4年ぶりの「がんこ西早稲田」だ。平日の今日、若干余裕ができたので早稲田で途中下車。ダラダラと続く登り坂を大汗をかきつつ登って行くと、4年前と変わらぬ店構えで迎えてくれた。
良かった、営業中を示す牛骨も下がっている。早速店内へと入ると、清潔感とは程遠い(^^;中の様子も無精ヒゲのご主人も全く変わらないまま、そこにあってくれた。14時過ぎという時間は先客も後客もなし。
久しぶりなので改めてメニューを見つつ、しばし迷って「塩ラーメンを大盛りで」とオーダー。油を火にかけると同時に、いつもの極細麺を投入。提供まではほんのわずかだ。カウンターの天板の上に出来上がったラーメンを置いて、熱せられた油をかけるとジュッ! これも以前のままだ。
「塩ラーメン(大盛) 800円」
もうすでに見た目が「がんこ」してる。黄金色がかった塩の清湯スープに細ストレート麺。そうしてロールタイプではないけれど、大きくて厚めに切られたチャーシューが二枚。他にキザミねぎに、メンマ。
まずはスープを一口。旨いっ! ショッパイけど旨い。旨いけどショッパイ。これぞ昔ながらの「がんこ」のショッパ旨さだよねと。
家元は好き勝手に?(^^;やっているし、八代目はやめてしまったし、残る町屋などはかなりマイルドになってしまっているしで、こんなにショッパ旨いスープを出す「がんこ」はもう他にはないのではなかろうか。
硬めに茹でられたいつもの細ストレート麺が、このショッパ旨いスープをよく持ち上げる。思わずうれしくなってしまう瞬間だ。
チャーシューがまた旨い。脂身は少なめながら、柔らかくて味付けが絶妙。
4年前から(あるいはもっと前から)変わっていないのではないかという小さなタッパーに入った青唐辛子をわずかに加えてやると、味がピリッと締まる。
文句なし。例によって完食。そしてこのスープは残せない。当然全汁でご馳走様でした。
久しぶりの西早稲田。暑い中、わざわざ来てみてよかった。ここにはかつての「がんこ」の味がきっちり残っているのです。
◆元祖一条流がんこ 西早稲田店
新宿区西早稲田3-15-7 最寄駅:西早稲田、高田馬場
12:00-19:00 土日祝休
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