「美志満@桜台」で 魚介塩らぁ麺
何の予定もない日曜日のお昼時。家内と二人で出かけたのは、二度目の訪問となる「桜台らぁ麺 美志満(みしま)」
塩の名店。前回の初訪問時は三周年記念の限定メニューのみの提供だったので、今回はデフォルトのやつを食べてみたかった。
開店時間をわずかに過ぎて着いてみると、ちょうど二人分だけ席が空いている。店内の券売機で食券を買って着席。
今日はご主人一人体制。1ロットは3杯までらしい。なぜ3杯までかというと、コンロが3つだからだ。3人の注文に合わせてスープを一人分ずつ3つの雪平鍋に取り分けて加熱する。3杯分のスープを一つの鍋に、あるいは二種類のスープに合わせて二つの鍋に、ではないところが凄い。
そしてその間に、三杯のドンブリに湯を張り温めておく。麺の茹で上がりに合わせて、ドンブリの湯を捨て、さらに余分な水分を残さぬように丁寧にドンブリを拭いている。ドンブリを湯で温めておく店は多いが、キレイに拭き取るところまでやっている店は少ないのではなかろうか。
そんな実に丁寧なオペレーションを眺めているうちに、ご提供。
「魚介塩らぁ麺 750円」
魚介の香り高く、このスープは旨いわぁ。マイワシとカタクチイワシの煮干しを主体に節系と昆布、椎茸などからダシを取っているそうだけど、ケモノ系は使っていない? 鶏油が薄く浮いている。
加水率も低めと思われる細ストレートの麺は、前回限定でも食べたものと同じく博多系に近い食感。不思議とこのあっさり系のスープによく合う。
鶏チャーシューは胸肉ともも肉?の二種類。どちらも柔らかくて旨い。
なるほど開店当初から塩の名店と言われるだけのことはある。高いレベルでまとまった美味しい「魚介塩」だった。
「塩味玉らぁ麺 850円」
こちらは家内が頼んだもの。豚の背骨ガラのみを使ったスープだそうだ。なるほど豚もこれだけ上品になるかというようなスープ。表面に浮いた鶏油が、四本足の獣部分を中和してるかのようだ。
今更ではありますが、未食の方でご近所にご縁の有る方には是非どうぞとお奨めしておきます。
◆桜台らぁ麺 美志満 (みしま)
http://ameblo.jp/mishima-sakuradai/
練馬区桜台1-2-9 最寄駅:桜台
11:30-14:00頃 18:00-22:00頃 火曜休
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