2015GWの安曇野(2) 雨の乗鞍高原と水芭蕉
前夜半に降った雨も上がり、朝の安曇野は晴れ。それではと計画どおり「乗鞍高原」へと出かけることにした。
山の方を見上げると雲がかかっているのだけど、親子4人揃ってのお出かけは久しぶりだよねとフォレスターでGO!
9時に家内の里を出発して目指す「乗鞍高原一の瀬園地」に着いたのが10時少し前。今にも泣き出しそうな空模様の下、クルマを駐めて、こんな木道を歩き始めると、じきに雨が降り始めた。慌ててクルマまで引き返して雨具を取ってくることに。100均のレインコートを常備していたのが役に立った。
この地には、夏場にはデイキャンプに、秋は紅葉、冬はスキーにと何度もきているのだけど、この季節は初めて。せっかくだから雨でも歩こう。
15分ほど歩いて、かつて友人Fcamperの よもさんが管理人をしていたという「一の瀬キャンプ場」。
星の降るような夜空、そして凜とした高原の朝。この地の素晴らしさを何度か聞かされているので、一度ここでキャンプをしたいと思いつつも、リヤカーに荷物を積んでここまで歩くのかと思うと、安楽オートキャンパーたる私には近くて遠い場所だ。
さてそのキャンプ場を過ぎると、そこここに残雪。その雪が木道を半分覆っていたりもする。
園地内に幾筋も流れる小川は、乗鞍岳の雪解け水を集めて清冽なこと、この上ない。
相変わらずの雨の中、歩を進めると、お目当ての水芭蕉の群生地が現れ始めた。
尾瀬のような規模ではないものの、この原生林の中の群生もいい。森林浴をしながらマイナスイオンを浴びながら、ゆっくり歩いてゆく。
まだ水芭蕉の季節は始まったばかり。そのせいで、茶色く色褪せてしまった水芭蕉はまだ少ない。
あちこちで立ち止まってはパチリ。なんちゃってカメラ女子の長女もパチリパチリ。次女と家内はスマホで撮った画をどこかに送っているようだ。
晴れていれば、もっと鮮やかに撮れたのだろうにと思うものの、まぁこれはこれで良し。
降り続く雨は時折強く振りつけてくる。そろそろ頃合いと、駐車場まで戻ることにした。
片道20分強。往復にかかった時間は全体で 1時間と10分ほど。ずっと雨ではあったけど、家族全員納得の「乗鞍高原の一の瀬園地」なのでした。
もしもこちらに来る機会がありましたら、是非一度どうぞとお奨めしておきますね。シーズンを問わず楽しめるところですよ。
◇CANON EOS 5D Mk2 + EF 24-75mm F2.8L USM
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