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2015.03.27

「がんこ総本家」で"昔ながらの"中華そば

 なんと、およそ1年と半年ぶりの「四谷一条流がんこラーメン総本家」である。四谷三丁目で時間ができたので、寄ってみることにした。

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 金曜日の今日は定休日。だから看板にも牛の目にも灯が入っていない。11時少し前という時間、まだ行列も無し。
 店内に入ると、家元が「おっ、久しぶりだねぇ」と笑顔で迎えてくれた。奥さんとの二人体制は変わっていないみたいだ。「家元、ずいぶん痩せたよね」と言うと「4.5kg、まだ途中だ」という。かつてのムキムキの肉体を取り戻すのだそうだ。相変わらず若いね。
 最近のメニュー事情は殆どわからないので、家元に言われるまま注文することにした。

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 「昔ながらの中華そば(醬油) 700円」
 で、出てきたのがこちら。まずはルックスからして"昔ながらの"中華そばだ。実際スープをすすってみると、これこれ、たしかに子供の頃から慣れ親しんだ中華そばの味だ。違うのは記憶の中にあるそれらより、はるかに旨いこと。なんでも丁寧にとったダシの上に、化調(味の素)を加えないと、この味にならないのだとか。

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 もちろん、麺の茹で加減、旨さも違う。昔ながらの記憶にある中華そばは、大概の場合どうしてここまで麺をユルくしてしまうのかと思うほど、茹で過ぎていたように思う。

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 そうして、更に違うのが、このチャーシュー。こんな旨いチャーシューはかつての中華そばには無かったよなぁと。

 久しぶりに食べる「がんこ総本家」。旨いウマイと完食の8割汁。また当分来られそうにないから、家元が奨めるもう一種類もイッてみることにした。全汁しなかったのは、そのためね。

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 「下品なスープのラーメン(麺半分)」
 家元が言うところの下品なスープで作るラーメン。きっちりショッパ旨くて、なんだかこれはこれで懐かしい家元が作るスープになっている。このスープのずっと先の方に悪魔がある。そんな感じのラーメンだった。

 こちらも完食の8割汁で、ご馳走様でした。

◆一条流がんこラーメン総本家
 公式ブログ http://ichijoganko.blog.fc2.com/
 新宿区舟町4-1 メゾンド四谷1F 最寄駅:四谷三丁目
 11:30-21:00 土日祝 12:00-17:00頃(不定)
 メニュー内容というかラーメンはよく変わります。
 詳しくは上記ブログをご参照ください。
 月曜・金曜休(祝日の場合はほぼ営業) 昼間のみ営業もあり
 2011.4.23 オープン(この場所では)

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