寅さんの街 葛飾柴又をブラリ
松戸二郎まで足を伸ばした帰り道、水戸街道を戻りながらふと思いついたのは、又々二郎、ではなくて寅次郎の「柴又帝釈天」。ご存じ寅さんで有名なお寺様だ。せっかくの機会だ、寄ってみよう。私にはほぼ縁のない地域でもあり、今回が初訪問となる。
近くのPにクルマをおいて、お店やさんが並ぶ参道を歩いてみることにした。
![150214tora3_02 150214tora3_02](http://bush.air-nifty.com/bushlog/images/2015/02/17/150214tora3_02.jpg)
![150214tora3_03 150214tora3_03](http://bush.air-nifty.com/bushlog/images/2015/02/17/150214tora3_03.jpg)
なるほど、よく映画や街紹介のTVで見かけるお店屋さんがいくつも並んでいる。
そして、こちらが寅さんで有名な「とらや」さん。たしかに見覚えがある。第4作目まで使われたお店だそうだけど、その後他に変わった記憶がないから、この店の印象が一番強かったのだろう。
![150214tora3_05 150214tora3_05](http://bush.air-nifty.com/bushlog/images/2015/02/17/150214tora3_05.jpg)
![150214tora3_06 150214tora3_06](http://bush.air-nifty.com/bushlog/images/2015/02/17/150214tora3_06.jpg)
寅さんと言えば「男はつらいよ」。多くの皆さんは映画をイメージされると思うけど、私にとっては映画化の元になったテレビドラマの方が印象深い。たぶん小学生だった私は毎週家族とともに楽しみに見ていた記憶がある。
そしてこちらが、寅さんが産湯をつかったという「柴又帝釈天」。正式名称は「経栄山 題経寺」というのだそうだ。
寅さんが、その弟分から寺男になった佐藤蛾二郎や、ご住職の笠智衆と絡む境内。土曜日とあって結構な人出だ。
この境内や鐘楼、見覚えあるなぁ。ここでも何度もロケが行われたことだろう。今にも蛾二郎扮する寺男が出てきそう。そんな気がする。
そうして、帝釈天のすぐそばを流れる江戸川の風景。映画で記憶している江戸川の土手よりも、今は整備が進んでずっときれいに見える。
「俺がいたんじゃお嫁にゃいけぬ・・・」 この土手に上がったとたん、頭の中で「男はつらいよ」の歌詞が流れ出した。大きなカバンを持った寅さんが、今ここで歩いてきても不思議ではない。そんな気がする場所だった。
帰りがけ、柴又駅に寄ってみると駅前には寅さんの銅像。いいね!って感じ。帰ったら寅さん映画をレンタルして観ようと思った。改めて名優 渥美清のご冥福を祈りたい。
◇CANON EOS 5D Mark2 + TAMRON AF28-300mm /F3.5-6.3 (A20)
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