「乗鞍高原 湯けむり館」で温泉とランチ
先に帰郷した次女と私は、今回の五箇山・飛騨の「世界遺産の里」巡りで、二カ所の露天風呂温泉に浸かっている。その話しを聞いた家内が「私も露天風呂へ連れてって」と。そんなわけで乗鞍高原まで足を延ばすことにした。
混雑を嫌って朝9時半に出発。前夜からの雪のせいで、殆どが雪道というコンディション。前川渡からはその雪もかなり深くなってきた。でもスタッドレスなSJフォレスターにとっては朝飯前ならぬ昼飯前。そんな雪道を嬉々として走っているように見える。もちろんドライバーたる私も同じだ。スノードライブを楽しみながら乗鞍高原へ。
家内の里から1時間弱。雪景色の日帰り温泉施設「乗鞍高原 湯けむり館」である。正確にはその駐車場ね(^^ゞ 以前から一度行ってみたいと思っていた温泉でもある。
こちらは大変な強風。里の方は穏やかな晴れだったのがウソみたいだ。前夜積もった雪が吹き飛ばされ、一瞬だがホワイトアウト状態になったりする。もともと乗鞍は風の通り道、かつてここへよくスキーに着た頃も同じだったっけ。
建物の中へ入るまでのわずかな距離も、吹き付ける雪から顔を覆い隠すようにして歩かねばならなかった。
たどり着いて(^^; 受付で「入浴料と食事券のセット 1,500円」を買って、さっそく風呂場へ。
風呂場の画を撮るわけにはいかないので同施設のHPのものね。身体を洗うのももどかしく湯船(内湯)へドボン。乳白色の風呂は温度といい深さといい、素晴らしい。
少し温まったところで露天風呂へと移動・・・したのだけど、強風に飛ばされた雪が裸の身体に叩きつけて堪らなく寒い と言うか 痛い。慌てて湯船に入ると、これがまたヌルイ。温度計を見ると38度。ヌルイはずだ。内湯と同じ源泉のはずが、外気温と強風のせいで、この程度の温度にしかならないらしい。
しばらく浸かってみたけど、ちっとも温まらないので、低温と強風の中、湯船から出るのはツライが意を決して内湯へ戻った(^^; まぁこの日の露天風呂は別として、こぢんまりとしたいい温泉だった。
湯から上がって休憩室でマッサージチェアに揺られているうちに家内も出てきたので食堂へと移動。
ここの良いところは 720円の入浴料と 1,200円分の食事券が合わせて 1,500円のセットになっているところ。つまり、ここで食事をするなら 420円分お得ということ。パスタとピザしかないのが玉にきずだけど(^^;
私が頼んだのはナポリタンとアイスコーヒーのセット」で、家内が頼んだのは「海老と野菜のジェノベーゼにコーヒーのセット」。
そして二人で「ミックスピザ」 お味の方は、まぁどれも特別なことはなく普通に旨い。もちろん文句はない。
全体で600円ほどの超過分を払ったわけだけど、420円得してるから追加支出はわずか、だったのかな?
ともあれ、充分満足な「湯けむり館」なのでした。
帰りは再び雪道。そして全て下り坂。登りよりはるかにデリケートな運転を要求される。でも殆どはフォレスターがカバーしてくれるのだけどね。
これで遅い車が前にいるとストレスになるのだけど、幸い前を走るレガシーが、かなりのハイペースで走ってくれたので、アオリになってしまわぬ程度に車間をあけて着いていきます状態。いい温泉に楽しいスノードライブ。乗鞍まで足を延ばした甲斐があったというものだ。
安曇野へ戻って、お土産などの買い物を済ませた。いよいよ明日は下界へと帰らねばならない。明日は晴れらしいし、泥だらけのクルマで都内を走るのも憚られる。取り敢えず高圧コイン洗車場で下回りの洗浄と、車体に付いたドロや雪を落としておきましょうかね。
◇PANASONIC LUMIX DMC-LX7 24-90mm/F1.4-2.3
◆乗鞍高原 湯けむり館
http://www.norikura.co.jp/yukemuri/
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