「ラーメン二郎@上野毛」でゼンマシ
昼の営業をしてくれている都内店の中で、なぜかなかなか行く気にならなかった場所にあるのがここ「ラーメン二郎 上野毛店」。特別な理由があるわけではなく、なんとなく迷路世田谷区に踏み入るのをためらって後回しになっていた。
でも、いざクルマで行ってみると比較的近いし、付近にいくつか駐車場もあるのでクルマも駐めやすそう。
実際着いてみるとコインパーキングが隣接していて、こりゃラッキー。料金も15分100円と比較的リーズナブル。10時半過ぎという時間は行列もできはじめたばかりという印象。なんとか1ロット目に入れそうだ。
定刻に開店。券売機で食券を買って水を汲んでと。事前情報によると、この店は「ふりふりカレー」というトッピングが名物だというので、それも試してみることにした。別皿で供されるみたいなので味の変化も楽しめそうだ。
店内には、なんだかちょっと怖そうな面構えのご主人と助手。でも接客は感じがいい。食券(プラ札)を提示しつつ「カタメ」をコール。いつもは店なりの硬さを楽しむようにしているのだけど、この店の場合かなりヤワいのだそうだ。実際殆どの人がカタメをコールしてる。中には「バリカタ」なんていうコールをしてる人もいた。たいして長い二郎歴があるわけではないが、初めて聞いた。
「小ラーメン 700円+ふりふりカレー 50円」
「ニンニク入れますか?」で「ゼンマシ」をコールしたのだけど、思ったほどの量ではないなぁ。ヤサイはマシマシが望ましいところか。
右下に写っているのがトッピングの「ふりふりカレー」ね。最初からこれをかけることはせずに、例によってまずはコショーと一味唐辛子を振りかけてと。やっぱりこのご面相でないと、らしくないよねと(^^ゞ
まずはほぼ乳化していないスープをひとくち。おおっ、旨い! アッサリしているのだけど、きっちりと二郎専用醬油が立っていて、シャッキッとした旨さがある。乳化したスープも大好きだけど、このスープはいい。非乳化系の中でもかなり上位に属するのではあるまいか。
二郎標準よりは若干細めに感じる麺は、カタメコールでもまだヤワメか。なるほどバリカタコールがあるわけだ。もう少し歯応えがあると嬉しいが、これはこれで良し。
こんなブタ(チャーシュー)が4枚も入っていた。何かの間違いか、それとも薄めだと思ったから追加してくれたのだろうか。思ったよりも柔らかく、なかなか旨いブタだった。それなりの厚さだったから、手違いなら感謝。
ほぼ半分強食べ進んだところで、トッピングの「ふりふりカレー」を廻し掛けてと。食べてみると正にカレーラーメン。二郎のスープにこれほどカレー粉が合うとは思わなんだ。・・・これはこれで味も変わって、とても旨いのだけど、また頼むことはないかなと。二郎らしいスープの後味が好きな私としては、最初の二郎のままがいい。そう気付かされた。
完食の7割汁で、ご馳走様。前半は文句なし。カレー粉を投入した後半もカレー味が好きな人にはきっと文句なしなんだろうな、という上野毛二郎なのでした。
さてさて、この店で二郎の都内店、全制覇・・・かと思ったら、いつのまにか蒲田に新しい店が出来ている。なんでも長期休業していた鶴見店の移転だそうで、かつてあった蒲田店(その後「大蒲田」)とは別物らしい。
・・・うーむ、楽しみが増えたと考えることにしよう。鶴見まで行かずとも、その味が食べられるのだから。
◆ラーメン二郎 上野毛店 (らーめんじろう)
世田谷区上野毛1-26-16 最寄駅:上野毛
11:00-14:00 18:00-22:00 土 11:00-14:30
日・祝休
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