らーめん 勇(いさむ)@草加松原団地
2007年5月末をもって惜しまれつつ閉店した元がんこ10代目「勇@新橋」が、この5月、臥薪嘗胆?7年の歳月を経て捲土重来、草加の地に復活していた。
実は最近「がんこ」絡みだけでなくラ界の事情に疎くなっている私は、その事実を全く知らなかった。このことを八代目の引退話しの折りに教えてくれたのはT師匠。
というわけで早速クルマでGO! 日曜日でスカスカの七環からR4を北上。松原団地?それどこ?状態だったのだけど、ナビのおかげですんなり到着。
新しい店は国道4号線(日光街道)沿いにあって駐車場完備(6台分?)。場所柄からもクルマでの来客を強く意識した立地になっていた。「勇」の看板と、かつてのがんこ系僚店共通の「やってるよ」看板が嬉しい。
店内にはいると、すぐ左手に券売機。ちょっと迷ったけど一番左上にある「塩」を選択。かつての名物だった二黄卵の味玉は、もう仕入れられないらしいと事前に聞いていたので、そっちはパスして中盛りに。
店内はカウンターの他、テーブル席が何パターンも。カウンターには誰も座っておらず、テーブル席がメインみたい。二人がけ用のテーブル席に座って、食券をフロア担当の女性スタッフに渡すと、餃子のサービス券(画像右)を貰えた。
「塩らーめん(中盛) 730円 +100円」
いかがでしょう。いかにも「がんこ」の塩らしく、薄い黄金色をした清湯のスープが懐かしい。お味の方も、もちろんかつての勇と変わらず・・・よりショッパさは抑えられているような? それでもあとから香る魚介の風味は相変わらずで、文句なし。
たぶん麺は、かつてと同じサッポロめんフーズ製の細縮れ麺。塩の清湯スープをよく持ち上げる。そうして、かつてより一回り小さいバラ肉ロールのチャーシューが二枚、でなく一枚・・・うーむ(^^; 代わって揚げ葱がトッピング?
そうそう。店主のHさんは、なんだかかなり丸くなった印象で黙々と作業されていた。今回の店はかつての新橋というか汐留時代とは違って、「例の「うんちく語り」ができる雰囲気ではないしね。日曜日の昼時だからか5人いるスタッフさん達は「緊張感(^^;」を保った仕事っぷりだった。
ともあれ、旨いウマいと完食、そしてこのスープは残せないよねぇと全汁。
この草加の地に「勇」が復活した。だんだん無くなっていく「がんこ」の味が残るのであれば、店名などは二の次・三の次。とにかく食べられること自体がありがたいと思う今日この頃なのでした。
◆らーめん 勇(いさむ)
埼玉県草加市北谷1-2-17 最寄駅:松原団地
11:30-21:30 無休(年末年始のみ休みあり)
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