2014夏・信州4「燕黒(つばくろ)@梓川」
長いこと西日本に居座っていた台風が過ぎ去って、安曇野は晴れ。一気に気温も上がって30度超え。それでもここは内陸、湿度が低いので日陰にさえいれば暑さも大して気にならない。安曇野滞在3日目にしてようやくお日様に出会えたわけだ。
さて、そんな日の昼食は今回が二度目の訪問となるこちら。
「煮干しらあめん 燕黒(つばくろ)」
燕三条系のラーメンを出すこの店。前にも書いたように、そのネーミングには思わず「うまい!」と唸らせられる。燕三条系の「燕」、そしてそのスープの特徴である「黒」を併せて「燕黒」。この地でも馴染み深い「燕岳(つばくろだけ)」に掛けたものだ。言いえて妙ではありませんか。
12時過ぎの店内は8割ほどの入り。カウンターに座ってオーダーしたのはこちら。
「やさい らあめん(大脂) 842円?」
脂の量は「大脂」。「鬼脂」は別料金だというので仕方ない。パッと見は二郎風でもある。野菜がどっと載っていることもあって、その脂があまり目立たないかな。野菜の向こう側に見える黒いのは岩海苔。
まずはスープをひと口。なかなか旨い。でないとリピートはしないか。ただ前回も感じたことだけど、やはり看板の煮干しの部分がちと弱い気がする。岩海苔の強さに消されてしまっているのだろうか。そしてわずかに野菜の甘み。
ツルツル感とコシを併せ持った中太の平打ち縮れ麺が旨い。二郎を喰らう時と同じように野菜と合わせて食べるのが吉。この麺は表の看板によると「菅野製麺所特製」だそうだ。
野菜に完全に隠れてしまっていたけどチャーシューはこんなヤツが二枚。柔らかいバラ肉で味付けもまた良し。
完食の8割汁で、ご馳走様。その名前だけでなく「燕黒(つばくろ)」侮れません・・・ひょっとすると単にオーナーがヤクルトファンなのかも(^^;
ちなみにこの店は、松本は筑摩にある「寸八」の姉妹店だそう。
背脂に抵抗がない方には、一度どうぞとお奨めしておきます。
◇NIKON COOLPIX P330 24-120mm/F1.8-5.6
◆煮干しらあめん 燕黒(つばくろ)@松本
長野県松本市梓川倭2659-1 最寄駅:梓橋
11:30-15:00 17:00-22:00 木曜休
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