アクアラインを越えて・・・懐かしい景色へ
昨年3月、富津浜金谷の「さすけ食堂」で黄金アジを食べた。あれから1年と少し。あの黄金のアジ(味)が忘れられなくて、再びアクアラインを越えることにした。
梅雨の合間で快晴の月曜日、首都高が渋滞するのを避けて、朝早めに出発。
まだスカスカの首都高を抜けアクアラインへ。久しぶりの「海ほたる」である。海はベタ凪ぎなのだけど、ガスってしまっていて、富士山はおろか いつもはよく見えるはずの横浜も対岸の君津もまるで見えない。
梅雨の合間とはいえ、平日朝の「海ほたる」がこれほど空いているとは思わなかった。このデッキに人の姿がないなんてのは、ちょっと考えられない。
そしてアクアラインを越えて館山道へ。いくらなんでもこんな時間に目指す「食堂」が開いているはずもなく、取り敢えず向かうは、かつて毎年のようにキャンプに来ていた内房富浦。
「原岡海岸キャンプ場」
お気に入りのキャンプ場、お気に入りの景色だ。ガスッていなければ、海の向こうには遠く富士山が見える、という絶好のロケーション。目の前の海は遠浅で干潮時には大きな潮だまりができる。子供達を放し飼いにしていても無問題。そんな夢のようなサイトだ。
ただし残念ながら、かつてはなかった直火の痕がそこかしこに・・・ムゴいことをするものだ。せっかくの草地がそこだけハゲてしまっていて、使われた炭がそのまま残っている。繰り返し同じ場所が使われたのだとしたら、そっくり土を入れ替えない限り、この場所にはもう草は生えないだろう。
我々日本人は・・・他国のことなど言えはしない。その民度の低さをあらためて突きつけられたようで、暗澹たる思いにさせられた。
気を取り直して懐かしいキャンプ場をあちこちパチリ。海岸線を守る為なのだろうが黒の土嚢が醜い。もう少し他の色にならなかったのだろうか。そして波消しブロックが長く厚くなっていたりした。
毎年7/1~8/31の間だけキャンプ場として解放される。それ以外の期間はキャンプ禁止となり、この水場からも蛇口が取り払われ使用できなくなる。
こちらはお隣の「多田良海岸キャンプ場」。幸いこちらには直火の痕はなく、かつてのまま、というかかなり草深くなっている。
水場は原岡と同じく蛇口やシャワーヘッドが取り外されている。海から上がるとまずはここで水浴び。あの時の子供達の歓声が今にも聞こえてくるようだ。
キャンプ場のオープンを前にして海岸の整備が進められているようだ。重機が入っての作業の他、あちこちで漂着物やゴミなどが焼かれていて白い煙がたなびいていた。
懐かしいキャンプ場を後にして、国道(R127)を北上。道は空いていて海岸線沿いのちょうど良いドライブだ。
そうして本来の目的地である富津浜金谷は「さすけ食堂」に着いてみると・・・振られたっ! なんと臨時休業ですと。ガックリと肩を落とす私(^^; ほんとはこの後、温泉にも寄って、なんてそんな準備もしていたのだけど、全てのやる気をなくしてしまった。
というわけで、途中の道の駅でお土産を買って帰ることに。いやはや単にアクアラインを越えただけになってしまった。それでも快晴の内房、ガスっていたことを除けば、懐かしい景色にも出会えたし、SJフォレスター君との気持ちのいいドライブではあったかな。
◇NIKON D2X + AF-S DX 18-300mm F/3.5-5.6G ED VR
PANASONIC LUMIX DMC-LX7 24-90mm/F1.4-2.3
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コメント
懐かしい景色ですねぇ。 私は毎年は行けませんでしたが、ほんと良いロケーションでリフレッシュさせて頂きました。
お目当ての食堂(?)臨時休業で残念でしたね。
私はキャンプの帰りに『おさかな倶楽部』で海鮮を堪能したりしてました。 次回、振られた時にでもどうぞ。 (^-^)
http://tabelog.com/chiba/A1207/A120704/12012106/
投稿: utah | 2014.06.28 10:17
ども、utah さん。
お気に入りの景色が長い時を経ても、そのまま残ってくれているのは嬉しいことですね。水場の塔屋などはかなり傷んでしまってましたが。
10年先、今度は孫たちを連れて来る、なんてこともあるのかも知れません。
おさかな倶楽部、入ったことはなかったような・・・次回、機会があったらと思います。
投稿: BUSH | 2014.07.01 02:19