初「ラーメン二郎 @府中」でヤサイスクナメ
わざわざ多摩地区まで出かけてきたのは、GWでも開いている未食の二郎を求めてのことだった。二郎の営業情報を集めてくれている親切なサイトを検索、もう一つの目的地である三鷹にも近いこともあってこの店に決定。
というわけで「ラーメン二郎 府中店」である。いやぁ、なんて判りにくいところにあるのだろう。路地の奥、バーや居酒屋などの呑み屋ばかりの雑居ビルの1階。行列が無ければ気付かず通り過ぎていたに違いない。開店時間15分ほど前の店先には6人がシャッター中。
定刻に開店。順番に券売機で食券を買ってL字型カウンターの一つに着席。強面(こわもて)のご主人の黒いシャツがそうだが、店内は全体に粉まみれの印象。
この店の1ロットは6杯らしい。太麺の茹で時間のせいか二巡目でも結構な待ち時間がある。一巡目の最初の客が食べ終わって出て行く頃、強面大将から「ニンニクは?」 ちょっと迷って弱気に「ヤサイスクナメ・ニンニクアブラ」をコール。
「小ラーメン 700円」
で、出てきたのがこちら。ヤサイスクナメにしたのを後悔。うーむ、迫力に欠けるなぁ。この店には他の二郎では定番とも言える一味唐辛子がない。そのせいもあってか、なんとなくらしくない。
スープはわずかに乳化。特別ではないものの、充分二郎らしくて旨い。
この店のラーメンの特徴は何と言ってもこの麺の太さだろう。二郎標準よりもかなり太い極太平打ち麺が硬めに茹で上げられて出てくる。この食感が楽しい。ボキボキ感ともちょっと違う、ある意味二郎らしくないコシが味わえる。
ブタはこんな感じにバラけてしまっていたものが一枚と、ちゃんと繋がった分厚いのが一枚入っていた。まぁカラすぎず、ちょうど良いところかもしれない。
返す返すもヤサイスクナメが悔やまれる。先にヤサイがなくなってしまったのがちと悲しい。幸いこの極太麺の食感に助けられ飽きることもなく食べ終えることができた。腹にはまだ余裕もあるしね。
完食の7割り汁。取り敢えず大満足な初「府中二郎」なのでした。
◆ラーメン二郎 府中店
府中市 宮西町 1-15-5 最寄駅:府中
11:30-14:00 17:30-22:00 日曜休
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