安曇野そして飛騨高山へ(3)「宮川朝市@高山で"さるぼぼ」編
日曜日の朝7時過ぎに安曇野を出発。家内と次女を乗せて今回の旅のメイン飛騨高山行きである。
朝早くとあって国道(R158野麦街道)も空いている。ひたすら登りのダラダラ道。たまに遅い車が前方に出てくると、追い越し可の場所では SJフォレスターの「S#モード」でGO!!
一瞬でパス。280PS/35.7kg.m パワーがあるってことは素晴らしい。こんな時には安全にも大きく寄与してくれる。ノアで必至にアクセルを踏みつけていた頃がウソみたいだ。
半年前、昨年末にここを通ったときは沢渡から先はずっと雪道だったことを考えると、ドライ路面というのはなんて楽ちんなのだろう。改めてそう思った。
1時間半ほどで高山に到着。市営駐車場にクルマを置いて目的地である「宮川 朝市」へ。こちらは旧暦。宮川には鯉のぼりが架けられていて、川の中には本物の鯉たちが泳いでいる。安曇野もそうだったけど、田んぼもちょうど田植えが終わっていた。この季節感がいい。
昨年末に続いてこちらに来たのは、富山行きの飛び石事件以降、クルマののフロントウインドウに飾ってある「さるぼぼ」を次女が痛く気に入っていて、同じ店でこれを買うのが最大の目的。
冬、それも年末の朝早い時間にここへ来た時とは違って、出店の数も多いみたいだし観光客も沢山いて賑やかだ。
お目当ての店飛田さんの屋台は変わらぬ場所にあってくれた。品揃えも変わらない。変わっていたのは、お店の中の人。前回はおばぁちゃんだったのが、今回はそのおばぁちゃんが「この店の"さるぼぼ"は娘の手作りなんですよ」と言っていた娘さん(お母さん?)。その人が笑顔で迎えてくれた。
高山には土産物店をはじめ「さるぼぼ」を売る店は数多くあるわけだけど、手作りのとなると数少ない。ここはそんな店の一つ。「さる」は猿で「ぼぼ」は方言で赤ちゃんの意。「難が去る」と言って厄除けのお守り または 縁起物だというのだから、大量生産のものよりは、人の念が籠もったものの方がいいに決まっている。
この記事を読んで、どうせならこの店で買おうと思ってくれた人がいるのなら、数ある朝市の屋台の中で、上の画のように「さるぼぼ」がうつ伏せで置いてある店を探すといい。他の店の「さるぼぼ」は前を向いて並べてあるのに対し、この店だけは「手作りの衣装」を見てもらいたいために「うつ伏せ」で置いてあるのが特徴になっている。
この店で念願の「さるぼぼ」を携帯ストラップ用のものと一緒に買って、次女はニコニコ顔。我々も義父の枕元に飾ってもらうために一つ買っていくことにした。仕事で来られなかった長女のお土産にも携帯ストラップ用のものを一つ。
他にこの朝市で買ったものは「打保屋」の出来たてやわらかい「げんこつ」と銘菓?「子供だまし」。
そして、この七味唐辛子を売る屋台では、私好みにブレンドしてもらった七味を3種類(山椒が強めのものと柚子強め、一味強めに更に一味そのものを一つ。一袋たったの 100円。帰って使うのが楽しみだ。
さて、朝市はこの程度にして、せっかく小京都と呼ばれる高山まで来たのだから「古い町並み」も見て行くことにしよう。
というわけで、古い町並み編へと続きます。
◆飛騨高山観光
http://www.hidatakayama.or.jp/
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