2014中野桜祭り
東京では25日に開花宣言が出た桜たちは、すでにかなり散ってしまったけど、この桜祭りまではなんとかもってくれた。
お薬師さんの入り口と境内の桜は、まだそれほど葉桜にはなってなくて、遠目には満開に見える。
メイン会場の公園の方に行ってみると、提灯が飾られいつもどおりの光景。
こちらはかなり葉桜が目立つのだけど、そんなことはお構いなしにブルーシートが所狭しと敷かれ、花見の宴が満開だ。
そして例年どおり町内会や近くのお店などから沢山の屋台が出ていて、どこも大盛況。
ちょうどお昼頃から始まったのは、恒例となった中野のエイサー2団体による演舞。
最初は「中野 新風(あらかじ)エイサー」。都内の各大学に通う学生達が中心。必ずしも沖縄人(うちなんちゅ)ばかりではなく、東京出身の人も多いと聞く。実際のこの公園から 500mと離れていないところで生まれ育ったなんてお嬢さんもいた。
二つの団体の地方(じかた=三線と唄)を務めるのは、それぞれこの二人。左が「新風エイサー」のジカタで横須賀産。右は「真南風エイサー」のジカタで、こちらは沖縄産。美男美女のコンビとでもいいますか(^^;
続いて、その「東京中野真南風(まはい)エイサー」の演舞。「真南風エイサー」は中野在勤在住のうちなんちゅが中心になって作ったエイサー団体で、男はうちなんちゅが多く、女子は東京近郊産が多い。主に社会人の団体だけど、小学生の団体「南風童」という下部組織もあって、東京でのエイサーの普及・伝承に力を入れている。
大太鼓が舞台の上で、バーランクや手踊りが下でという構成。エイサーを踊らせるのには狭いスペースではあるので、まぁ仕方ない。
いつもどおり勇壮 且つ 可憐に舞ってくれた。
そうして、真南風の演舞が終わってしばらくすると、ポツポツと雨が落ちてきたりと、なんだか空模様が怪しい。それでも花見の宴は続いていくのでした。
また来年も「新風」と「真南風」の演舞が見られますように。何より桜が当たり前のように咲く光景が見られますように。
◇NIKON D2X + AF-S DX 18-300mm F/3.5-5.6G ED VR
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