「吉田のうどん 蔵ノ介」でカレーうどん
キャンプ場を後にして、遅めの昼食をとるため向かったのは河口湖町。ここいらへんで昼食をとなれば、やはり吉田うどんでしょう。
というわけで、R氏に案内して貰ったのはこちら「吉田のうどん 蔵ノ介」である。 14時をかなり回った時間だったけど、この日は運良くまだ開いていた。
吉田のうどん店の特徴の一つは普通の民家を改造してお店にしているケースが多いこと。この店もそれは同じだ。暖簾がなければ普通の民家にしか見えない建物の玄関をくぐり、中に入るとやはり普通の民家の座敷に案内される。
テーブルに置かれた注文伝票に、食べたいものを記入してお店の人に渡す。これも吉田のうどん店では多いやり方だ。また、吉田のうどんと言えば「肉うどん」または「キンピラうどん」などが有名だけど、この店は「カレーうどん」と「かきあげ」が美味いとR氏が言うので、お勧めに従うことにした。
しばしのお待ちの後、最初に出てきたのがこちら。「チクワ入りのかきあげ 100円」。これをツマミにビールといきたいところだけど、ここは我慢の子。
極太のうどんを茹でているせいか、この後しばらく間があって、ようやく真打登場。
「カレーうどん(大盛り) 550円」
パッと見は普通のカレーうどんだけど、ちらりと見えている麺の太さが吉田のうどんを主張している。
実際食べてみると、おやま思ったほど硬くない。なるほど、だからカレーうどんなのかと思い当たった。ゴワゴワなほど硬いうどんだと、カレーには似合わなそうだもの。
そうして何よりカレーと混ざり合ったダシ汁が旨い。吉田のうどんにしては、あまり味噌の存在を感じないのは、カレー用だからなのだろうか。でも、このダシ汁、よほどこのカレーとの相性がいいみたい、というか合うようにカレーを調整しているのだろう。
「すりだね」と「テンカス」を入れてみた。この「すりだね」はカレーうどんによく合う気がする。というか、より私好みの味に近づいた感じだ。そして、いったんカレー汁に浸かったテンカスは口の中でとろける。いいですな、これ。
最後に「かきあげ」を投入して残ったうどんとともに頬張ると、これまた良いではないですか。時々当たるチクワの食感もまた好ましい。
普通うどんの汁を全汁してしまうことは滅多にないのだけど、これは別。もったいなくて残せない(^^ゞ
ちょっと吉田のうどんらしからぬ「うどん」だけど、お奨めです。河口湖近辺で機会がありましたら、是非どうぞ。
この後、例によって「お茶や肉店」で馬刺しとSP氏リクエストの馬モツを買って帰宅。フォレスターが表示した平均燃費は 11.1km/Lというミニ旅なのでした。
◆吉田のうどん 蔵ノ介
http://www.kawaguchiko.ne.jp/~kuranosuke/
山梨県富士河口湖町船津2492-10
11:00-14:00 月曜休
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