「伊香保榛名ミニ旅」伊香保温泉露天風呂編
祝日の朝、ややノンビリめに自宅を出発して関越道を一路北へ。目指すは伊香保榛名だ。
前夜、今日の建国記念日が久しぶりに家族全員揃って休みだということが判って、急遽決まったものだ。「どこへ行こうか?」「温泉がいいよね」「できれば雪見のできるところ」 などと言いながら、ネットを検索してここへ決めたのだった。
朝のうち高崎あたりから渋滞していた関越道も我々が行く頃にはスイスイと流れていた。上里PAでの小休止を含め2時間と少しで到着。
まだ先日の雪が残る駐車場にクルマを停めて、ここからは歩き。好天だが11時過ぎの伊香保はまだ寒い。
こんな赤い橋を渡り、ところどころ凍っている沢沿いの坂道をしばらく登っていくと、
「伊香保温泉 露天風呂」である。
伊香保温泉郷の最奥かつ一番高い位置にある日帰り温泉だ。暖簾の左は待合所になっていて、奥はもうすぐに風呂場。入り口で入浴料 450円(大人)を払い「男湯」とかかれた扉を開けると、
いきなりこんな光景が広がっていた。すぐに脱衣所があるものだとばかり思っていたのだけど、まるで違った。
脱衣所というか脱衣スペースは、この湯船のすぐ脇。ロッカーが並んでいるのがそれだ。こちらも屋根はあるものの、やはり露天。服を脱いで風呂に入るまでが寒いこと寒いこと。
かぶり湯をして風呂に浸かると、いやぁ極楽極楽。脱衣所から遠い方が熱い湯で、近い方がぬるめの湯。熱い方に入ったが体感的には41度程度だろうか。私的にはちょうど良い温度だった。
雪見の露天風呂。文句なしですな。いやぁ、ここまで足を伸ばした甲斐があるというものだ。
最初は先客が一人だけだったのが、ノンビリ湯に浸かるうちにボツボツと人が増え始めた。0度近い外気温に当たっている頭から汗が噴き出し始めたところで、風呂から上がることにした。先ほどまで寒くて堪らなかった外気が、今度は心地よい。身体を拭くうちに汗も引いてくれた。
ひとつだけ思い違いをしていた。洗い場がないのだ。本当に湯に入るだけの露天風呂なのだった。頭も身体も洗う気満々だったので、ちょっと誤算(^^ゞ
ちなみに家内や娘が入っている女湯は、奥の竹囲いの向こう側。元々同じ露天風呂だったのを竹囲いで区切っただけのもののようだ。
源泉掛け流しだというこの湯の源泉は、同じ敷地内にあって、湧出口を上から覗き込めるようになっている。
露天風呂の周りをお見せしておくと、こんな感じ。周囲に雪が残る沢から湯気が上がってたりする。風情があっていい。
露天風呂から駐車場へと戻る途中にある「飲泉所」。温泉を口に含んでみた次女によると「苦っ!」だそうだ(^^; 「脱衣所も洗い場もなくてビックリしたけど、今度は新緑の季節にでも来てみたいね」 そんな風に家族も言っていた素晴らしい露天風呂だった。
さてと、クルマに戻って、お次の目的地「榛名湖編」へと続きます。
◇PANASONIC LUMIX DMC-LX7 24-90mm/F1.4-2.3
◆伊香保温泉 露天風呂
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/ikaho/ikaho.htm
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