「伊香保榛名ミニ旅」榛名湖編
伊香保温泉露天風呂で温まったあと、向かったのは榛名湖。せっかくここまで来たのだから、榛名湖に寄ってみない手はないということで、伊香保温泉からの峠道を登り始めた。
結構なヘアピンカーブの連続だと思ったら、道路に大きなうねりのような起伏がつけられている。スピードの抑制策らしい。ここは走り屋のメッカなのだろうか。と思ってあとで調べてみたら、ここが人気漫画「頭文字D」によく登場するコースだと判った。なるほど、そのせいなのね。


峠の途中で突然眼の前が開けたと思ったら、絶好の眺望ポイントがあった。「高根展望台」。眼下には先ほどまでいた伊香保の市街が広がり、渋川や高崎・前橋方面までが見渡せる。
左(東)へ目をやると、上毛三山の向こうに真っ白に雪をかぶった谷川連邦、それに続く三国連山、苗場山などが遠く見える。
「へぇ~いい景色だね」などと言いつつ家族で写真など撮って、再び峠道へ。
完全にオフシーズンなのだろう。前後にクルマもなく、たまに対向車とすれ違うくらい。日陰には、まだかなりの雪が残っていて部分的に積雪路、とても飛ばせるような状況ではない。これじゃ走り屋さんたちも、出てこないわな。
峠を登り切ると高原が広がり真っ直ぐな道が続いている。榛名湖メロディーラインと名付けられていて、時速50km程度で走ると音楽が聞こえる舗装が施されている。実際そのスピードで走ってみると、確かに「静かな湖畔の森の陰から」が聞こえてきた。でも感覚的には60km程度がちょうどよいテンポのような。
じきに榛名湖畔に到着。氷はあまり厚そうではないけれど、全面結氷した榛名湖と榛名富士をパチリ。雑誌やテレビでよく見る景色ではあるけれど、やはりライブに限るよね。


「甲子亭(きのえねてい)」
ちょうどお昼時。ここで昼食をとることにした。湖畔にあるこの店は、ちょっとひなびた感じ。でも「うどん」や「そば」などを食べながら一休みするには充分だ。
食事後、軽く作戦会議。まだ12時半。このまま元来た道を戻るのも芸がない。上里SAでコンシェルジェのお姉さんが見頃だと言っていた安中の「ろうばいの郷」へ行ってみようということになった・・・のだけど、これが結構な峠道を越えなくてはならなかった。
榛名湖からは天神峠を下り、更に地蔵峠を越え・・・どちらも日陰には残雪があって凍ってたりする。SJフォレスターで(東京在住の割りには)もう随分雪道を走ったつもりではあるけれど、アイスバーンやその上にシャーベット状の雪が載った状態となると、さすがに肝を冷やす場面も。そんな道を小一時間かけてたどりついたのが、こちら。
なんというか華やかさに欠けるというか。小さな花の一つ一つは愛らしいのだけど、どうも@300円の入園料を払うのが惜しいような(^^ゞ
というわけで駐車場から見える範囲をパチリとしただけで帰路へつくことにした(^^;
ちなみに「ろうばい」の花は「蝋梅」とも書き、「梅」の字が入っているのだけれど、梅の仲間ではないそうだ。
中野に着いたのは15時半過ぎ。全行程 300km強のドライブなのでした。
■番外「SJフォレスターの"X-MODE"」
実は今回の行程の中で、初めてSJフォレスターの"X-MODE"にお世話になった。トイレに寄るため何気なく駐めた場所が思ったよりも深いシャーベット状の雪で、更に前後輪ともに大型車が作ったと思われる深い轍に垂直に入ってしまっていた。そんなことにお構いなく、いつもどおりスタートしようとすると、スタック。上の方でも書いたように、フォレスターでこれまで随分雪道を走ってきたけれど、こんなの初めて。
このクルマのシンメトリカルAWDでもダメな時もあるんだ。先日買ったばかりの「雪道脱出具スグラ」の出番かもと思ったけど、何はともあれ"X-MODE"のスイッチをオン。
特別なアクセルワークも必要なく・・・実にアッサリ脱出。一瞬だったけど思わぬ"X-MODE"体験となった。「全方位SUV」の実力の一部を垣間見たのだった。
◇CANON EOS 5D + TAMRON 28-75mm F2.8 XR Di LD (A09)
PANASONIC LUMIX DMC-LX7 24-90mm/F1.4-2.3
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