目指せ寒ぶりの港町 越中富山 氷見漁港
世界遺産の里 「相倉合掌集落」に別れを告げ、次に目指したのは「氷見漁港」。せっかく冬の富山まで来たのだから、有名な寒ぶりを現地で食べてみようというものだ。
五箇山 相倉からは62kmほど。東海北陸自動車道から能越自動車道と北上し、氷見漁港までは、およそ1時間の道程だ。
道中は晴れていたのに氷見漁港へ着くと、あいにくの雨。取り敢えず漁港のお隣りにある有名な「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」へ行くことにした。
ちなみに白川郷、そして五箇山菅沼集落・相倉集落の脇を流れる庄川は、この富山湾にそそいでいる・・・なんてことは今回初めて知った。
氷見漁港に上がった寒ぶりやイカ・タコ、あんこうなどの海産物が並べられている。寒ぶりは10kgで 45,000円程度がここの相場みたいだ。
この施設は必ずしも観光客向けというだけのものではないらしい。地元の人と思われる人達も多く来ていた。
ちなみに寒ぶりのスシのお値段は、6カンで 1,000円、トロだと 1,500円となっていた。
「きときと亭 三喜」 こちらが氷見漁港へ水揚げされた寒ぶりを食べさせてくれるお店。11時少し前という時間、家内も私もまだ腹が減っているという時間ではないので、「寒ぶりの刺身」ともう一つ名物の「しろエビの刺身」さえ食べられればいいやと入ったのだけど、やはりそれなりのお値段だ。
「しろエビの刺身 800円」 トロリとしていて、なんだかエビではないみたい。初めての食感に「ふーん」みたいな。
「寒ぶりの刺身 2,100円」 いわゆるブリの普通の部位からトロ、そして胃までが少しづつ刺身になって、出てきた。どれも美味しいのだけど、トロの部分は脂が凄い。
もっとしっかり事前にリサーチしておけば、もう少しリーズナブルにいけたのかもしれないが、まぁこれはこれで、ここへ来た最大の目的であるところの「氷見漁港で氷見漁港に上がった寒ぶりを食べる」が実現できたのだから、良しとしよう。
さてさて、天気も良くないし目的は達したしで、早めに次の目的地へと移動することにした。安曇野に帰るのにも一番いい中継地点として、選んだのが「飛騨高山」だ。本当は五箇山でもう一泊できたら一番良かったのだけど、予約が取れなかった。なかなかうまく行かない。
家内と「また日帰り温泉にでも寄ろうよね」などと話しながら、元来た道を南下。・・・というわけで、飛騨高山お泊まり編へと続きます。
◆氷見漁港場外市場 ひみ番屋街
http://himi-banya.jp/
◇PANASONIC LUMIX DMC-LX7 24-90mm/F1.4-2.3
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