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2013.12.31

目指せ朝市の町 飛騨高山(2) 宮川朝市編

 大晦日の朝である。まだ酔いが残っている頭を抱えつつ、起床。二泊三日の旅の最終日。幸いヒドイ二日酔いにまでは至らず、朝のシャワーで覚醒。

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 バイキング形式の朝食も頂いて、完全復活。観光客で混まないうちに最後の目的地である「宮川 朝市」へ行くことにした。

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 こちら(左)は朝7:20頃のホテル前。前夜から降り始めた雪がうっすらと積もっている。しばらく歩くと、道端の招き猫も寒そうに雪を被っていた。

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 宮川の朝市までは15分ほどの道程。小京都とも呼ばれる高山には、こんな「古い町並み」が残っている。

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 町並み保存のためか、こちらはなんと産婦人科の医院だった。

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 そんな町並みを眺めながら朝市へと向かう。大晦日の朝早くとあって人影も殆どない。時折、早起きの観光客とすれ違うくらいだ。

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 こちらが「宮川の朝市」。その名のとおり宮川沿いの川端に屋台が並んでいる。冬場は朝7時からだそうだが、まだ全ての屋台は出そろってはいないようだ。

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 漬け物屋さんに、飛騨名物「さるぼぼ」を売るお店。

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 おもち屋さんに正月のしめ飾りを売るお店。

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 更に一刀彫りを売る店。中にはこんな店も。「あなたも日本ミツバチを飼ってみませんか?」だって。「飼えるかいっ!」と心の中でツッコミを(^^;

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 屋台の反対側には土産物屋さんやお菓子屋さんなどが軒を連ねている。

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 面白かったのが、こちら。「子供だまし」というお菓子の詰め合わせを売っていたので、思わず娘向けのお土産にと買ってしまった。

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 最後に高山に来た記念にと飛田さんの屋台で手作りだという「さるぼぼのお守り 500円」を買って帰ることにした。お守りでもあるし縁起物でもある。そして今、クルマのフロントガラスにぶら下がって、厄除けをしてくれている。

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 史跡「高山陣屋」前の朝市も覗いて行くことにした。

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 こちらは正月のお供え用の餅としめ飾りを売る屋台ばかり。わずかに漬け物も。どうやら完全に地元の人々が対象の朝市らしい。

 このあとホテルに戻り荷物をまとめて、帰路に着くことにした。安曇野の家内の里までは距離にして、ざっと75kmほど。今度は往路とは逆で、R158を一路東へとひた走る。

 丹生川あたりからは再び雪道。途中2箇所で積雪のためと思われる自爆事故と衝突事故の跡を目撃。自爆事故と思われる方は、車高を思い切り上げたハイラックス・サーフがひっくり返っていて、ユニック車が起こす作業をしていた。衝突事故の方は、二台の乗用車のそれぞれ前部と後部が派手にひしゃげていたが、人間は無事らしかった。

 そんな起きたばかりの事故跡を横目で見ながら進んでいくうちに、曲がるべき道を見落として、うっかり急ブレーキ。思い切り滑りかけたけど、ABSとVDCが見事に効いてくれて、大きな姿勢変化もなく僅かに停止線(と思しき場所)をオーバーしただけで事なきを得た。雪道は慣れた頃が一番危ない。改めてそう思わされたのだった。

 平湯トンネルを抜けると、雪はもうキレイに除雪されていて単にウェットな路面。あとはR158をひたすらダラダラと走って、家内の里に着いたのが11時頃。およそ2時間のドライブだった。

 これにて二泊三日の旅は、一つも旅程を残すことなく終了。メインの「白川郷」と「五箇山」。とりわけ合掌造り集落の民宿に泊まることができたのが一番の思い出になった。

 さてさて、この長い旅日記にお付き合い頂いた方にはありがとうございました。ここからはいつものブログ、飲み食いや、クルマネタ、その他のあれやこれやに戻ります。m(__)m

飛騨高山 宮川朝市
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