はとバス「犬吠埼~水郷 あやめ祭りと十二橋巡り」1.銚子電鉄編
花菖蒲・あやめや紫陽花のシーズン。これまでに行ったことがない水郷へ行ってみようと、例によって家内と二人「はとバス」の日帰りツアーに参加することにした。
台風三号が発生して日本の東方海上で熱帯低気圧に変わったとか。梅雨の真っ只中でもあり朝から雨。そんな中、池袋駅東口の「はとバス」乗り場に着いてみると、協賛会社であるニュー東京観光自動車のバスが待っていてくれた。
今回のツアーの名前は「潮来・佐原の2大水郷 あやめ祭りと十二橋めぐり(日帰り)」。例に寄って随分欲張ったタイトルだけど、コンテンツには他に「銚子電鉄乗車」や「犬吠埼観光」なんていうのも含まれている。
コースの概略を書いておくと、こんな感じ。
池袋駅東口(7:40発)→浜松町(8:30発)→東関道→銚子電鉄(乗車:銚子駅→犬吠駅)→絶景の宿 犬吠埼ホテル(昼食)→犬吠埼(散策)→潮来十二橋めぐり→佐原市水生植物園→東京駅(19:30着予定)
定刻に出発。浜松町のバスターミナルを経由して湾岸道路から東関道へ。お客さんの年齢層は平日ということもあって圧倒的に高齢者が多い。元気なお婆ぁちゃんグループ7割と夫婦者3割、そんな割合だ。我々がたぶん一番若い(^^;
途中、大栄PAで小休止しただけで、スイスイと最初の目的地「銚子駅」に到着。日頃の行いがいいのか、幸い雨は上がっている。
ここで鉄道ファンなら堪らないという「銚子電鉄」に乗り換え。こちらが銚子電鉄の駅舎だ。JRのホームの隅っこに小さな駅舎とホームがあって二輌連結の電車が待っていてくれた。
どこかで見たような車体。昔、京王線を走ってたものなのかな? 非鉄系の私にはよく判らない。
こちらは車両最前部の様子。ワンマンバスによくある整理券方式の発券機が運転席後ろにある。車内には我々のような観光客が殆どで、他に地元のと覚しき人たちが数人。我々は団体扱いで乗ってしまっているので、記念になりそうな切符らしいものもないのがちと寂しい。
電車は犬吠埼へと向かって進み、タイ焼きで有名らしい「観音駅」や、無人というかこれ駅?みたいな「本銚子駅」など各駅に停車していく。
こちらは「笠上黒生(かさがみくろはえ)駅」。単線の銚子電鉄の中で唯一上下線の交換(すれ違い)ができる駅だそうだ。ここで上りの電車が来るまで、しばしのお待ち。木造平屋造りの駅舎がいい雰囲気を出している。
終点一つ手前、目的地の「犬吠駅」のホーム。
駅舎内では名物の「ぬれ煎餅」や「銚子電鉄グッズ」などが販売されている。「ぬれ煎餅」はこの駅で製造されているのだそうだ。当然のようにお土産に買って買えることにした。
外へ出て正面から見た駅舎。関東の駅百選にも選ばれたという絵タイルが貼られた白い洋風の建物になっている。
振り返ると、先ほど銚子駅で一旦別れたバスが先回りして待っていてくれた。再びこのバスで昼食を取る予定の「犬吠埼ホテル」へと向かうことになる。楽チンでいいねぇ、はとバスの旅。
さてさてところで、この銚子電鉄。今もなおいくつもの問題を抱え、経営はシンドイらしい。ご興味のあるかたは、ググって貰えると、いろいろ出てきますのでそちらをどうぞ。
というわけで「犬吠埼編」へと続きますぅ。
◇PANASONIC LUMIX DMC-LX7 24-90mm/F1.4-2.3
NIKON D2X + AF-S DX VR 18-200mm F/3.5-5.6G IF-ED
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