初訪問「ラーメン二郎 桜台駅前店」は乳化中
ここのところ、二郎づいている。直系二郎はその行列に並ぶ煩わしさから、しばらく遠のいていたのだけど、先日の三田本店以来何故かまたハマり出してしまった。
それでも今日は予定外。帰り道、偶然一緒になった後輩が「どこか二郎系へ連れてって下さい」という。私としては本来新宿のヨドバシに行くつもりだったのだけど、根が好きなだけに断れない(^^;
というわけで、お互いの家路からあまり外れない「桜台二郎」である。
2007年1月オープンのこのお店。実は今回が初の訪問となる。桜台は中野の我が家から近くて遠い場所。一度は行かなくてはと思いつつ6年半が経ってしまった。当時オープン日に行くことができず、友人のブログを恨めしそうに眺めていた記憶がある。
さて、19時40分頃に着いてみると行列は10人ほど。平日は夜の部のみの営業。直系二郎の中でも評判が高い名店なだけに、むしろ少ない部類だろう。あれこれ四方山話をしているうちに20分弱で店内へ。券売機で迷いつつも結局「小豚」を選択。着席して待つことしばし。
「小豚の人、ニンニクは・・・?」と助手君に問われて、「ゼンマシ、ヤサイダケスコシマシデ」とちょっと軟弱な私(^^;
「小豚 750円」
弱気のヤサイマシだとこんなもん(^^; それでも一般のラーメンと比べれば充分凶悪なルックスかな。あ、一味唐辛子は後からかけたものね。背脂がプリン状の塊で結構な量入ってくるのがこの店のアブラマシの特徴でもあるのかな。
スープが見事に乳化している。この乳化度は以前品川で見たそれよりも凄い。かつての荻窪のようなアッサリも好きだけど、この爆乳は素晴らしい。そしてこのスープが旨い。思わず唸ってしまった。二郎系のスープで唸るほどというのはなかなかない気がするのだけど、こいつは旨いわぁ。例えは悪いかもしれないけど、よく煮込んだ家系の、更にその中でも旨いスープと共通点のある、そんなスープだと思った。
そうしてヤサイをこぼさぬように掻き分けて、麺を引っ張り出す。カタメをコールする人が多いみたいだけど、初めてなので麺はデフォルトのまま。でもこれがまた旨い。適度な歯応えのある二郎らしい極太平打ち麺。スープも麺も文句なしで、シンナリ野菜と一緒に頬張ると、もうこれは桃源郷かと。
続いてブタ。こんなのがゴロゴロ入っている。前回神保町の時もシンドイと思ったのだけど、今回も同じだった。ブタ自体は旨いのだけど、途中からシンドクなって飽きてしまった。本当にもう小豚もイケないのかもしれない。
ちょっと悲しい気持ちになりつつも、ウマイ旨いと完食。なんとか全汁は思いとどまって。ご馳走様。少し離れた席に座った後輩をと見ると、まだ格闘中だ。お先と目で合図して店を出た。
しばらくして出てきた後輩の一言目が「いやぁ、旨かったっすねぇ! 並んででも喰いたい気持ちがよくわかりますわ。また今度来ましょう!」だって。二郎にハマリつつあった後輩も、どうやら完全にその世界へ(^^;
激しく同意しつつも、ちょいとだけこの世界の先輩な私は、次をすでに見据えているのでした。つぎの「次」郎は西武池袋線を更に奥へ。そう、今更ではありますが「ひばりヶ丘」なのだと(^o^)v
◆ラーメン二郎 桜台駅前店
練馬区桜台1-5-1 最寄駅:桜台駅
月~金 17:30-23:30 土 10:00-16:00頃
日祝不定休
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