「麺ちょびほた丸@穂高」でラーメン初め
氏神様で初詣を終えるとちょうど昼飯時。一家でラーメンを食べに行くことにした。その後のお買い物のことを考えると、目指す方向は限られている。そうして信州の場合、もっと限られているのは元日から営業しているお店というかラーメン屋さんだ。
去年の経験から今年もたぶん営業しているだろうと踏んで、行ってみたのがここ「麺ちょびほた丸」である。
営業を開始して4年になるそうだけど、去年の訪問が初めてだ。通行する機会の多い穂高の広域農道沿いにあるというのに、小さな店のせいか目立たない。


店内に入るとお昼過ぎだという時間で先客は一人だけ。厨房の中には去年と同じ普通の服装というかスエットを着た若きご主人と、私と似た体型のお兄さんが1人。なんとなくこの服装からの印象がだらしない感じなのは去年と同じ(^^;
年末年始の限定メニューは「豚すきそば」だそうだ。他に定番のあっさり系醤油・塩・味噌と「三四六そば」なるメニューがあった。
「三四六(さんしろう)そば・中盛 800円」
塩か?と見まごうきれいな清湯は、松本産の白醤油を使ったものだそうだ。またタレにだろうか、さんま節を使っているのだそうで、このスープをすすると、魚介の柔らかな香りと、優しいけどしっかりした醤油の風味がする。うん、旨い。スタッフの服装的見た目からは想像できない(^^;美味しいスープだ。


そうして、このスープに合わせる麺は中太ストレート。モチッとした食感の美味しい麺で、スープの持ち上げもいい。
厚みがあってしっかり食感のあるタイプのチャーシューは、大きめに切られていて豚肉の旨みがちゃんと伝わってくる。トッピングは他にメンマにキザミねぎ、海苔。
この白醤油はなかなか凄い。単に薄口醤油的な白醤油とは明らかに一線を画すものみたいだ。
「豚すきそば 700円」
娘が頼んだもの。スープをひとくち貰ってみたら、「豚すき」の名のとおり豚の旨味がスープに溶け出していてなかなかの旨さだった。
「しょうゆラーメン 650円」
家内が頼んだもの。オーソドックスではあるけれど、しっかりダシをとったスープに細麺の組合せ。こちらも美味しかったそうだ。
私の方はもちろん完食の全汁。穂高のはずれで、このクオリティー。捨て置けませんな。再訪必至。安曇野地域でラーメン好きのかたには、一度どうぞとお薦めしておきます。
◆麺ちょびほた丸
長野県安曇野市穂高8208-2
11:30-15:00 18:00-23:00 不定休
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