熱海のんびり旅(5)「大月ホテル 和風館編」
案内されたホテルの駐車場にクルマを置いて宿の玄関へと。このときのフロントマンがみせてくれた丁寧な応対一つとっても、この旅館の品位が判ろうというもの。私が選んだわけではないけど、大正解ですな。


こちら「大月ホテル 和風館」は、目の前にそびえる「ホテル ミクラス」の姉妹旅館で同じ経営。ミクラスが洋風ホテルでこちらが和風旅館という色分けだそうだ。
狭い路地にある宿の入り口から階段を上ると、そこに玄関。左手が渡り廊下になっていて、大浴場や「ミクラス」の大浴場へはこちらから行くようになっている。
チェックインのためしばらくロビーで待つうちに、抹茶のサービスがあった。ちょっと嬉しいサービスではありますな。


本館?の5階で案内された部屋がこちら。広めの次の間付きの和室10畳に広縁。


広縁もその名のとおり広めで冷蔵庫が付いている。コップや湯飲みもこちらだ。ちなみにこの窓の外の景色は、目の前の「ホテル ミクラス」の背面というか裏側が見えるだけで何の風流っ気もなしね。


次の間と、それに続く洗面所。
さらに内風呂も付いていた。但し、この風呂は温泉ではないそうだ。まぁ使わないからなくてもいいけれど、あるにこしたことはない。新婚さんや若いカップルには必須かもしれないけどね。
一段落したところで、早速ひとっ風呂浴びることにした。係の仲居さんに陽が落ちる前の景色がいいうちにどうぞと教えて貰った「ホテル ミクラス」の大浴場だ。
こちらはホテルだからして浴衣に丹前という格好で行くわけにはいかないので、洋服のまま渡り廊下を伝って「ミクラス」へ。更にエレベータで最上階の大浴場に。女湯は途中階にあるのだそうで、家内とはここでお別れ。
風呂に入る前に露天風呂からの景色を何枚かパチリ。初島の右手には大島がうっすらと見えている。いいねぇ。


洗い場もゆったりしていて、素晴らしいですな。いつもは烏の行水派なのだけど、この日ばかりは、海や港を出て行くフェリーなどを眺めながら本当にノンビリ。身体の芯まで、そうして心まで温かくなって風呂を後にした。
帰り際、渡り廊下にあったマッサージチェアで10分ほどモミモミして貰うといい気持ち。ちょうど家内も戻ってきて、二人でしぱらく呆けていた。
部屋へ戻って、夕食までの 3時間ほどはヒタスラのんびり。そのために来たのだから、出かけたりの余計なことはしないのだ。
和室ってのはやっぱりいいよね。横になってウトウトしているうちに、夕食の時間となった。
◆大月ホテル 和風館
http://www.wafuukan.com/
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