「支那そば びぜん亭@飯田橋」で支那そば
飯田橋で下車。用事を済ませる前にまずは腹ごしらえ、というわけで実に久しぶりの「支那そば びぜん亭」である。
寒空の下から店に入ると、ヒゲのご主人と奥さんがかつてと変わらぬ優しい笑顔で迎えてくれた。心の中まで暖かくなってくる。老舗中の老舗ではあるが、尊大なところも慣れた感じも微塵もない。こんな笑顔が出来るというのもお人柄なんだろうなと、自らを省みて(^^ゞ
「支那そば(大盛)700円」
いかにも東京ラーメン的なルックスだ。でもひとくちスープをすすると、これがちっとも古くないというか何より旨い。今時流行りの豚骨魚介トロミ付きではないところがいい。
細縮れ麺の茹で加減がヤワめなのだけがちょっと惜しい。バラ肉のチャーシューも旨いし、強めの味付けのメンマもいい。 麺を食べ終わったところで、サービスで付いてきたおにぎりを半分づつレンゲにとってスープに浸す。ジワリとスープが染み込んだところで、こいつを頬張ると、口の中でホロリと崩れて、炊き込みご飯とスープの味がいっぱいに広がる。
機会を見つけてもっと頻繁に来なくては。そう思わせられる美味しい一杯なのでした。
◆支那そば びぜん亭
千代田区富士見1-7-10 最寄駅:飯田橋
11:30-22:00 土日祝休
2023年3月31日をもって閉店
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