2012中野チャンプルーフェスタ 5 薬師編
「さいころ」で腹ごしらえをして一旦自宅へ待避。今日もまた暑いよねぇ。しばらくして新井薬師の境内へ。こちらでエイサーの演舞が行われるからだ。
先ほども紹介した「南風童(ふぇーわらばー)」の演舞があった後、本場沖縄から来て貰った「沖縄市 安慶田(あげた)青年会」のエイサー演舞が始まった。チャンフェスも8年目にして、ようやく本場からエイサーを招聘することができたようだ。今回のエイサー演舞の目玉でもある。
本場沖縄市の、それもメジャー級だという「安慶田青年会」のエイサーは、あの変則的な形の会場でもきれいに揃っていたし、迫力もあった。さすがは本場と思わせられる演舞だった。
何より違って見えたのは、その緊張感だろう。元々彼らのエイサーにはそれが当たり前なのか、それとも「内地」へ来ている、そしてナイチャーに見られるという思いがいい緊張感を生んでいるのか。いずれにせよ、見ていた私にも伝わって来た。すぐそばで見ていた警察関係の部長さん(^^;も同じように感じたそうだ。
(安慶田青年会の演舞の模様はこちらなどで見ることができます)
そうして、こちらは「中野エイサー連合」として演舞を見せてくれた、お馴染み「東京中野真南風(まはい)エイサー」と「中野 新風(あらかじ)エイサー」。


この暑い中、「真南風(まはい)」の面々も精一杯の演舞を見せてくれたように思う。
ホームグラウンドの中野、更に新井薬師という慣れた場所。そのせいか、そこには本場の彼らから感じた緊張感が少なかったように思えた。とりわけ手踊り以外に。もちろんシロートなりの感想だ。
大学生で構成されるがために、毎年メンバーが入れ替わる「新風(あらかじ)」。年間を通じて、あるいは毎年その質を維持し続けるのは難しいことだろう。でもそうであるがゆえに、先輩は常に後輩から見られ、手本にされている。その分だけ、こちらの演舞の方が「伝わって」来たように思った。


ここから始まるエイサーのシーズン。「真南風」も「新風」もあちらこちらの祭りやイベントに出演する。どこであれ、いつもアウェーの気持ちを持って臨み、演じ続けてくれたらと思う。
てなことはおいといて・・・、この中野チャンプルーフェスタという祭りは終演へと向かい、サンプラザ前で観客を巻き込んだ大カチャーシーで幕を閉じた。
役員・スタッフ、そして関係者の皆さん、本当にご苦労様でした。
北口再開発の影響で来年の開催が危ぶまれているとか。8回目を迎え、根付いたと感じるようになったこの「祭り」、なんとか続けていけるといいのだが。
◇2012中野チャンプルーフェスタ
http://nakano-chan-fes.web2.jp/
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