お気に入り「ごたる@沼袋」の黒マー油ラーメン
昨年11月にオープンして以来、すでに7回目。我が家からこの店に向かうには「つとむ」や「青雲」、「大」更に「麺彩房」というハードルを越えなくてはならない。それでも敢えて足を運ぶだけの価値有り。あいにくの雨にも拘わらずだ。そんなお気に入りの店がこちら、沼袋駅の南側にある「博多ラーメン ごたる」である。
土曜日のちょうどお昼時だというのに先客二人が帰って、店内には私だけ。美味しい店なのにどうして?
なるほど場所が悪いのは間違いないとは思うけど・・・以前ここにあった「リンダマン」と同じ豚骨白湯の九州系のせいか、地元の人には単に改装しただけ、みたいに思われているフシがある。
まるで別の店。たぶんご夫婦だけでやっていて、資本的なニオイは全くしない。
「黒マー油ラーメン 650円」
マー油のせいで見た目は茶濁しているけれど、豚骨白湯のスープに低加水の極細ストレート麺という、いわゆる博多系ラーメンだ。
ひと口スープをすすっただけで、その旨さがガツンと来る。この店を紹介するたびに書いているが、今時としては沢山あるこの手の博多系ラーメンで、改めて「うん、これは旨いっ!」と思わせられるラーメンはそうそうあるもんじゃない。
この店のマー油がまたいい。たぶん首都圏で、初めて広くマー油を世に知らしめた某有名店のものに比べても、トガッた感じがなくて、ずぅっと旨い、と思う・・・なんつって(^^;
このマー油に豚骨臭を減らしたスープがよく合っている。見事なバランスだ。私的な博多ラーメンとしてはド真ん中ストライクの味に仕上がっている。
いかにも博多系、という感じの極細麺が、この旨いスープをよく持ち上げてくれる。いつもどおりカタメでお願いしたものだ。年のせいか、以前のようにバリカタやハリガネを頼むことは殆どなくなってしまった。
例によって 2/3ほど麺を食べたところで替え玉をお願いした。替え玉は、ひと玉フルとハーフとがあって、ハーフでも腹八分目くらいにはなるのだけど、あまりにも旨いのでフルのひと玉。
こんな風(左の画)に替え玉が提供される。ドンブリに入れて、辛子高菜と紅生姜、ゴマをふったのが右の画。
替え玉までこれらの具材は足さないのが私流九州系ラーメンの食べ方。
そうそう、二枚入っているチャーシューも秀逸だ。
このスープは、残せと言われても残せない。例によって完食の全汁でご馳走様ぁ。
沼袋駅を南口に出て徒歩1分。地元のかたのみならず、博多系ラーメンが苦手でなかったら、是非とも一度は食べてみてください増し。それほど私的推し麺なお店なのです。
◆博多ラーメン ごたる
中野区新井3-38-10 最寄駅:沼袋
11:30-14:30 17:00-23:00
土日祝 11:30-23:00 月曜休 (2011.11.7 Open)
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