「麺屋 青雲@中野」で GOMA直伝な湯麺
昨年7月オープンの「麺屋 青雲(せいうん)」である。オープン当初何度か通ったものの、この界隈だとどうしても「つとむ」に足が向いてしまうので、その後ずっとご無沙汰状態だった。
この日3軒目となる「パニパニ」で呑んでいると、ご主人から「青雲」で「GOMA風の湯麺(とんみん)」を出していると聞いた。なんでも「GOMA@沼袋」に直接指導してもらい、それを青雲のラーメンに取り入れたものらしいのだ。
そうと聞いてはじっとしていられない。しこたま酔ってはいるのだけど、早速帰りがけに寄ってみることにした。
店に着いてみると、先客は一人だけ。「GOMAの湯麺風ラーメンがあると聞いたのだけど?」と聞いてみると、「ああ、ねぎラーメンのことですね」と。なるほど、わざわざネーミングは変えてあるわけですな。なかなかいさぎよくて宜しい。
「ネギらーめん 400円?」
で、出てきたのがこちら。GOMAのそれに比べると明らかにネギの量が多いし、スープも澄んだコンソメのような清湯ではない。でも一口スープをすすってみると、はっきりとGOMAをインスパイヤさせるものだった。
これは旨いや。GOMAの湯麺が「キングオブ呑んだ後ラーメン」なら、ここのは「ジュニアオブ呑んだ後ラーメン」とでも言おうか。
札幌小林製麺製の細ストレート麺も、GOMAのそれを彷彿とさせる。もちろんGOMAほどのキレのある麺(ツルツル感とシコシコ感の絶妙すぎるバランスの手打ち麺)ではないけれど、このネギらーめんにピッタリだと思った。
振り返ってみると、この店のラーメンの印象は初めのころ「ニンニク風味の美味しいチキンラーメン」というものだった。もちろん決して悪い意味ではない。私好みのラーメンではあった。
そのラーメンにGOMA直伝のスープが加われば・・・なるほど、こうなるのかもしれない。
いつもどおり中野で呑んだ後、沼袋まで行かずとも、この湯麺(とんみん)風ネギらーめんが食べられるのだとすると、なんと嬉しいことだろう。
近々、もう少しシラフの時にまた食べに来よう。そしてご興味のある方には是非どうぞとお奨めしておきます。
◆麺屋 青雲 (せいうん)
中野区新井2-7-12 最寄駅:中野
11:00-25:00 日祝 11:00-23:00
不定休(ほぼ無休) 2011.7.22オープン
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