「田中そば店@末広町」で中華そば
この3月2日、「がんこ八代目@末広町」のすぐそばにオープンした「田中そば店」である。なんでも足立区にある「博多長浜らーめん田中商店」の支店らしく、ラヲタ仲間の注目度も高かった。
でも、もうそろそろ空き始める頃かなと思って訪問することにした。お昼時間をハズしたこともあって行列はなし。コの字型カウンターだけの店内には先客が半数ほど。
券売機で、これが基本らしい「中華そば 600円」のボタンをポン。出てきた食券は二郎を思わせるプラ札。ひょっとしてそっち系なのかぁと思いつつ、奥の空いている席へ。
テーブルの上には「特製唐華」なる、一味唐辛子と何か香辛料を混ぜたらしいものが置いてあって「中華そば(こってり)に良く合います」と書いてある。そんなこと書かれたら、もう堪りません。それは是非やってみなくてはと路線変更。厨房の中に「コッテリでお願いします」と言うと「はい」という返事。良かった間に合ったみたいだ。
「中華そば(こってり) 700円」
こってりとは言ったものの、これほどの背脂とは思わなんだ。ひぇ~っと嬉しい悲鳴。まずはスープを一口。うん旨い。中華そばというから、てっきり醤油味かと思ったら塩ダレ? 背脂の甘み旨みがそうさせるのか、博多系豚骨スープに似た味にも感じられる。実際には、豚骨ベースに鶏と魚介ダシなのかな。
ややヤワメの中太平打ち麺はツルツル感がいい。ご覧のとおり、このスープをよく持ち上げてくれる。いやぁ、旨いラーメンだ。前評判が高かっただけのことはある。
バラ肉のチャーシューが三枚。塩加減良し、表面のパリッとした食感もよし。さらに特筆すべきは、醤油色に煮込まれた細めのメンマ。濃いめの味付けで、これ旨いやぁ。このチャーシューとメンマでご飯を食べたい。そう思ってしまった。
こってりにしてしまったせいか、「らしくないけど、とても旨い中華そば」なのでした。
再訪必至と言いたいところだけど、ここ末広町は私にとって「がんこ八代目」の土地。今日も断腸の思いで「田中そば店」にしたんだもの。八代目が休みの日曜か月曜に秋葉した時には、また立ち寄ることができるだろう。
◆田中そば店 秋葉原店
http://www.tanaka-shoten.net/
千代田区外神田3-8-3 最寄駅:末広町
11:00-22:00 年中無休
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コメント
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背脂がびっしりのせいもあって、博多系豚骨スープを彷彿とさせる雰囲気がある
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博多ラーメンには背脂入れないよ
投稿: 福岡県民 | 2012.03.20 09:43
ども、福岡県民 さん。
おっしゃるとおり博多ラーメンに背脂は入っていませんね。
『背脂のせいで、「味が」博多系豚骨スープに似た感じに・・・』
そんな意味で書いたのですけど、後から読み返すとなるほどご指摘のように読めますな。
誤解されやすい書き方で失礼しました。書き直しておきますね。
投稿: BUSH | 2012.03.21 01:32