はとバス「河口湖もみじ回廊と忍野八海」1 ワインの試飲
新宿西口安田生命ビル前。いわずと知れた観光バス乗り場だ。いつもよりも少し遅い時間に自宅を出て30分弱。軽装にカメラバッグだけ。周囲を急ぎ足で歩く沢山のサラリーマン諸氏になんだか悪いような。
早めに着いたのだけど、もうバスが来てる。今回のバスはまたもや「はとバス」ではなかった。例によって協賛会社のもので富士急バス。結構年季が入ったバスみたいだ。近くの自販機でペットボトルのお茶を買って早速乗り込むことにした。
『河口湖もみじ回廊と富士の湧水地「忍野八海」』 「どこかに紅葉を観に行こうよぉ!」という家内のリクエストに応えてのミニ旅だ。簡単にコースを書いておくとこんな感じ。
新宿(8:10発) → 勝沼でワイナリー見学と試飲 → 御坂で昼食と葡萄狩り食べ放題 → 河口湖のもみじ回廊散策 → 忍野八海 → 新宿(19:30着予定)
これで1人 6,950円也。自分のクルマを出して行くより間違いなく安いだろうなと。観光シーズンでもありバスは満席だ。我々より上のシルバー世代が殆どだけど、何組か若い人たちもいる。と思ったらこの人たちは全員中国語だ。
定刻に新宿を出発。平日とはいえ連休の中日だ。多少渋滞はするだろうと思っていたけど、大したことはなかった。中央高速は順調。まぁ気にすることもない。座っていればいいのだから。
途中談合坂でトイレ休憩をとって、最初の目的地に着いたのは 10:15。早いもんだ。
「マンズワイン勝沼ワイナリー」 好天に恵まれたのが何より。11月の勝沼だというのに暑いくらいだ。
はとバス向けの工場見学はかなりコースを端折っているのだろう。圧搾機(左)とタンクの他に資料室みたいなところをササッと見ただけで、参加者全員?がお目当てにしている試飲会場へ。このシステムはいいねえ(^^;
意地汚くも慌ててたせいで(^^;写真を撮り忘れてしまったけど、最初に生ワインを飲ませて貰った。発酵3日目くらいのものをタンクから直接取り出したものらしい。かなり甘い。発酵が進むと葡萄の糖分が分解して段々辛くなるのだそうだ。つまり発酵をどの段階で止めるかで甘口・辛口が決まるのだとか。ふーん、以前にもどこかのワイナリーで聞いたような・・・またどうせ忘れてしまうだろうけどね(^^ゞ
カウンターには、辛口~中辛のワインが赤・白それぞれ並んでいる。真ん中の樽の上には新酒と甘口のものが置かれていて、極甘なんていうのもある。
渡されたのはグラスでさえないプラ製の小さな容器だったけど、ここから後のシステムが良かった。どの銘柄をどれだけ飲んでもいいのだ。数種類を少しずつ、ちょっとだけ飲まされて、はいお終いというのはよくある話。「そんなとこで止められて、一度火のついたこの身体をどーしてくれるぅ」みたいな状態にはならずに済む。って、本気で酔ってしまうわけにも行かないが。
とにかく私は辛口のカウンターにへばりついたまま、一生懸命説明してくれる係員さんに頷きながら、赤と白、全種類を一杯二杯三杯・・・。小さな容器とはいえ、結構気持ちよくなってきた。
一番気に入ったのはこの「Kosyu(やや辛口)」。甲州種100%だそうだ。お土産というか自分用に1本買って 1,575円也。
他の殆どのお客さんは、土産物のコーナーに移っていってしまったけど、私はまだカウンターに陣取ったまま。自分で注いではクイッと飲み・・・明らかにワインの飲み方、味わい方ぢゃぁないわな(^^;
家内に「いい加減しなさい」と言われて、しぶしぶカウンターを離れ・・・新酒のコーナーへ(^o☆)\カシッ だってまだ呑んでないんだもの。
定刻になりバスに戻ると、車内にはワインの香りが。皆さん好きねぇ。
・・・というわけで、御坂の葡萄農園での昼食編へと続きますぅ。
| 固定リンク | 0
コメント