新店「極肉煮干 あかこっこ@高円寺」(元 ラブメン楽々)
あの二郎系というか生郎リスペクト系だった高円寺の「ラブメン楽々」が、リニューアルオープンするという。いつからだろう?と思いつつも、とにかく行ってみることにした。
夜9時過ぎに店の前に着いてみると、外観に関してはイメージがガラリと変わり、それまで二郎カラーだった黄色から黒を基調としたものになっている。そうして、おおっ!なんと今日がリニューアルオープンの当日だった。
過去ログを調べて見ると家系の跡に「ラブメン楽々」がオープンしたのが、2009年の9月8日。ちょうど2年たったところでリニューアルオープンに踏み切ったというわけだ。その理由はわからないけど、ちと惜しい気がするのは私だけか?
つい先日も「地雷源」が「肉煮干そば さいころ」にリニューアルしたばかり。「煮干し」がブームなのはわかるけど、特徴のある店が、変わっていってしまうのはやっぱりさびしい。
「あかこっこ(赤コッコ)」を調べてみると伊豆七島に多く生息する鳥(ツグミの仲間)のことらしい。ひょっとして、ご主人ゆかりの地なのだろうか。
この時間、店内に先客は3人。内装は以前のままだ。厨房のオペレーションは見覚えのあるお兄さんが一人だけ。
入って左手すぐにある券売機で、メニューの先頭にある「肉煮干らーめん(黒)」を選択。「黒」は濃い口醤油らしい。「白」は白醤油。他に「つけ麺」と「油そば」があった。どのメニューも大盛は無料サービスだそうだ。
「極」と名を冠したお値段が高いものもあったけど、具が増量になるもののようだ。
「肉煮干らーめん(黒)大盛 750円」
特に新らしくもなんともないルックス。だけど煮干しの芳香がグワッと立ち上がってくる。肉煮干の「肉」たる所以はバラ肉のチャーシュー二枚とほぐしチャーシューの2種類が載っているからだろうか。
スープを一口。動物系のダシとともに圧倒的な煮干しが口腔内を満たしてくる。続いて醤油の香ばしさが。こ、コ、これは旨いわぁ。
麺は太めの平打ち。旨い麺だ。モチモチのツルツルで凄く美味しい。
バラ肉のチャーシューは柔らかで、ちょうどよい塩加減。これも旨い。ほぐし豚の方はかなり繊維が強めで、しっかりした噛み応え。塩加減も強めな気がする。
まぁ、とにかく旨いわぁ。煮干し星人の私としては嬉しいかぎり。さっきまで「ラブメン楽々」がなくなってしまうのは惜しいなんて書いてたけど、これなら文句なし。むしろこの方が「特徴」があっていいかもしれない。
二郎インスパイヤとして評価が高かった店を、わざわざリニューアルまでしてコンセプトを変えただけのことはあると思った。
再訪必至。お隣さんが食べていた「油そば」が気になる。次回はそれをイッてみたい。
煮干し系がお好きな人なら、とにかくも是非どうぞとお勧めしておきます。
◆極肉煮干 あかこっこ (元 ラブメン楽々)
杉並区高円寺北1-4-10 最寄駅:高円寺
11:30-15:00 18:00-25:00
(たぶん日曜のみ23:00まで) 月休
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コメント
師匠はさいころとどっちが好みですか?
投稿: かかずん | 2011.09.09 12:55
ども、かかずん さん。
自ら道を拓いてきた「さいころ」には、どうしても「らしさ」というか最上級を求めてしまうのだけど、元々が二郎インスパイヤだった「あかこっこ」に同じものは求めない。
・・・なぁんてエラソーに(^^; てなことはおいといて、「あかこっこ」、ヤバイっす。
投稿: BUSH | 2011.09.10 18:49
久々にBushさんの激押しを感じます。 僕んちからはかなり近いんで近日中に行きます。
投稿: SP | 2011.09.12 17:50
とも、SPさん。
ちょうど私の好みにハマッているだけなのかもしれませんが、間違いなく推し麺です。
是非行ってみてください増し。
投稿: BUSH | 2011.09.13 08:23