「がんこ総本家@四谷三丁目」で桃源郷悪魔
朝からずっと雨。日曜日の「一条流がんこラーメン総本家」は悪魔の日だ。行列ができる開店時間を避けて行くことにした。
しとしとと降る雨の中、店のあるビルの前に着いてみると、行列が見えない。
おっラッキーかなと?もう一歩進んでみると、やっぱり行列はない。雨のせいか、それとも今日のメニューが「桃」だからだろうか。
店内に先客は3人だけ。すいている。家元がいつもの笑顔で「おお、来たな」と迎えてくれた。
カウンター正面には桃が載っている。「どうやら桃は人気ないみたいだ」と家元。たしかにラーメンのスープで「桃」と聞くと旨そうな気がしないもの(^^; 右はこれが今日のスープ(ダシ)だと言って出してくれたものだ。ニオイを嗅ぐとフルーティーな伊勢海老スープと言った感じで、旨そうだ。
「桃と伊勢海老の悪魔ラーメン 1,000円」
家元曰く「桃源郷悪魔」だそうだ。いかがでしょう、このルックス。悪魔らしく醤油色に茶濁したスープに赤ワイン煮の悪魔肉。左に二つ載っているのが桃だ。
まずはスープを一すすり。さきほどニオイを嗅いで、ある程度予想していたとおりの味とでも言おうか。強い伊勢エビの風味に桃の風味のフルーティーさが加わっている。もちろん最初にドンと来るのは、悪魔らしいショッパ辛さだ。
うん、なるほど家元が自慢するだけあって旨い。かつて「マンゴーの悪魔」というのを食べたことがあるけれど、それよりはずっとハッキリと桃の風味が出ているような気がする。
麺はいつものサッポロめんフーズ製の細ストレート。このショッパ旨いスープをよく持ち上げる。悪魔肉もきっちりショッパくて、いかにも悪魔、というラーメンに仕上がっている。
右は桃。悪魔の逃げ場のないショッパさ、辛さの中で、唯一の甘みを提供してくれる、ありがたい存在になっていた。
悪魔だから残さなくては、と思っていたスープも結局全汁してしまった。さて来週は何だろう。「カメノテが入ったら、それで行く」そうだけど、果たして?
なお家元のブログによると、今日のスープ(ダシ)が余ってしまったので、明日の月曜日、いつものラーメンにこのスープを使って緊急営業(12時~15時、30食限定)をする・・・みたいです。たぶん、そう言う意味だと思ふ。詳しくはその記事をご覧ください。
◆一条流がんこラーメン総本家
公式ブログ http://ichijoganko.blog.fc2.com/
新宿区舟町4-1 メゾンド四谷1F 最寄駅:四谷三丁目
11:30-21:00 土日祝 12:00-17:00
平日:牛骨醤油ラーメンのコッテリとアッサリ、 開花つけ麺
土曜:焦がしネギの塩ラーメン (正油もあり)の日
日曜:スペシャルメニュー(通常は悪魔)の日
月曜:休(休祝日の場合は翌日) 2011.4.23 オープン
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