「トナリ@東陽町」でタンギョウ
私には滅多に縁のない町東陽町、今回取引先の出先に用事があって来ることになった。となれば、前から来て見たかったこの店でしょう。「六厘舎」系でタンメンで有名な店、「トナリ」である。元々はその「六厘舎@大崎」の「隣り」、「ジャンクガレッジ」の跡地にオープンした店が、一昨年9月、この地に移転してきたものだ。
昨年6月、オープンして間もなくの「トナリ 丸の内店」に行って以来、「トナリ本店」としては初の訪問となる。
18時少し前に着いてみると夜の部開店前の店先に数人の行列。この程度ならばと並ぶことにする。何にしようかなと考えて、珍しくギョウザもオーダーすることにした。
着席して「タンギョウ大盛で」と注文すると、「おろし生姜入れますか?」と尋ねられる。思わず「ヤサイマシマシ・・・」などと言ってしまいそうになるのをこらえ、「ハイ」とだけ。タンメンにおろし生姜が合うのは「丸の内店」で経験済だ。
目の前に浅草開化楼の麺箱があって、極太の麺が見えている。
「タンギョウ(大盛り) 980円」
「タンギョウ」とはタンメンとギョウザのセットのことね。大盛りともなると結構なボリュームだ。左手奥に小さく小山になっているのが、粗くおろした生姜。いかにもタンメンといった感じで野菜が盛大に盛られ麺が見えない。
そうそう、今日の画は携帯で撮ったもの。ぼろぼろなのはご容赦願いたい。
スープを一口すする。うん、この味この味。濃厚なスープの中に野菜の甘みと豚肉やタコ足などの旨みが溶け込んで、文句なし。


浅草開化楼製の極太平打ち麺がいい。この強めの味付けのスープに負けない食感と旨みを持っている。途中でおろし生姜の山を崩し、スープに生姜を溶かしてやると、雰囲気が一変する。旨みは充分に残しつつもスッキリした味わいになるのだ。そうしてこの季節、体が温まってくれるのがありがたい。
ギョウザ。これは今日は余分だったかな。大盛りにするなら餃子は要らなかったような。麺が延びないようタンメンを優先して食べたので、ギョウザの方は冷えてしまったし、何より強いタンメンのスープに押されて、ギョウザの味を充分に感じることができなかった。
ともあれ満腹の大満足で店を出ると、行列はざっと10人ほどにもなっている。やはり人気の行列店なのだなあ。
また是非この店に来たい、そう思ったし、同時にこの「トナリ」のタンメンとは対極にある「はつね@西荻窪」の清々しいまでのタンメンもまた食べに行きたいとも思わされた。どちらも素晴らしく美味しいからだ。
未食の人は是非一度どうぞ。わざわざ食べに行くだけの価値はあるかと。東陽町が遠ければ、丸の内店でもいいかと思います。
◆トナリ
江東区東陽3-24-18 最寄駅:東陽町駅or木場
11:30-15:00 18:00-22:00 無休
| 固定リンク | 0
コメント
タンギョウですね。個人的見解ですがギョウはルックスと味が比例することがしばしば・・・Drのタマゴ君から開花楼届きましたら、オフでタンギョウやりますか
投稿: TOMO | 2011.03.04 15:30
ども、TOMOさん。
そう言われてみれば確かに形も重要な気がする・・・。
オフタンギョウ酸性です。
投稿: BUSH | 2011.03.04 21:42