「がんこ16代目(高戸橋)」鴨の旨味 中華そば
先ほど「西早稲田」で書いたように、今日は「がんこ16代目@高田馬場」でも祝日スペシャルをやっているとの情報を得た。それも鴨スープの塩だという。となれば食べねばなるまい。いや食うべきだろう。というわけで、西早稲田から少し歩いて新目白通りと明治通りの交差点「高戸橋」である。
12時半過ぎに着いてみると、いくつか席が空いている。端っこの方に座って「スペシャルを普通盛りの味玉付」でお願いした。ここのスペシャルは大盛りか味玉を選べるのが特徴。普通なら大盛を頼むのだけど、2軒目である今回はさすがに普通盛りにしておいた。
「がんこ」発祥の地である、この「高戸橋16代目」はとにかく狭い。かつてこの狭いところで「七代目@高円寺」や「八代目@末広町」あたりまでが修行していたんだよなぁ、などと思いながら壁のメニューを眺めていると、ラーメンが到着。
「鴨の旨味 中華そば(塩) 1,000円」
ここの清湯スープはいつ見ても透明感があって美しい。家元や西早稲田が作る清湯だけど黄金色がかった塩とはまた違った趣で、どちらかというと「八代目」の塩に近いルックスのような気がする。
そうしてそのスープは鴨の風味を大事にするためか、塩加減も抑え気味で上品。おなじみの魚介も抑えているように感じた。塩加減の方は最近のこの店の傾向なのか、それとも直前で西早稲田のショッパさを堪能してしまったせいかは不明。いずれにせよ、とても美味しいスープだった。
麺はいつもよりわずかに太めで加水率高め。ツルツルの喉越しがこの上品にも柔らかく旨いスープによく合っている。3枚載ったチャーシューの塩加減がまたいい感じだ。
味玉はがんこらしいトロトロ。更に穂先メンマの柔らかい食感が加わる。さすがは高戸橋。上品で柔らかな味と食感に統一された、文句なしの一杯なのでした。
もうじき食べ終わろうかというところ、聞き覚えのある声がすると思ったら、またしてもがんこ仲間さんに遭遇。みんな駒沢学園の東京ラーメンショーの方へ行ってるかと思ってたのだけど、そんなことないのね。
なお、11/23 勤労感謝の日は「鱈と大山地鶏の塩ラーメン」だそうだ。これもはずせないなぁ。
◆元祖一条流がんこ 十六代目
豊島区高田3-22-12 最寄駅:高田馬場 (or 学習院下)
18:00-1:00 日祝休
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