「覆麺 智@神保町」で上海蟹の塩
第4土曜日。ということは「覆麺 智」のスペシャルの日だ。メニューは上海蟹を使った塩だそうだ。それは楽しみ・・・なのだけど、いまいちテンションが上がらない。
というのも先日の記事でちょっと書いたように、もう家元は「旅に出て」しまって、この店にいないからだ。家元の不思議な存在感というのはやはり特別で、ちょっとしたカリスマ性さえ感じていただけに、その人がいないとなると・・・。もちろん、前の店から長いキャリアを持つ、現ご主人のO氏に不足があるわけではないだけどね。
さて、それとともにか、今月からちょっとルールが変わり、これまで午前7時からだった整理券の配布時間が10時からになった。中途半端な時間だなぁ。てなことはおいといてと。10時の配布開始時間には、最近では珍しい20人もの行列ができていた。11時の開店時間には久しぶりの賑わいになった。上海蟹に引き寄せられるのだろうか。ともあれ家元がいなくなった直後だけにこの行列はいいことだ。
左は開店前に見せて貰った上海蟹。右はその蟹味噌が溶け出して黄色い泡を吹いている寸胴。期待は高まりますな。
今日の厨房は、覆面を被っている店主O氏とホワイト妹のS嬢の二人体制。二人だけで無休のまま行くのだろうか。
トッピングをS嬢に聞かれ「青唐辛子を少なめに」とお願いした。
「上海蟹とホタテ・貝柱の塩ラーメン (ホタテのソテー載せ) 1,300円」
がんこ系らしく淡い黄金色に澄んだスープに、いつもの細ストレート麺。ホタテのソテーががトッピングされている。チャーシューはまたハムチャーシューだ。これあまり嬉しくないなぁ。
レンゲでスープをすくって口に含んでみると、なるほど上海蟹の上品な味わいがスッと入ってくる。これはいい・・・けども私には上品過ぎるかな。「タレを少しだけ足して」貰った。うん、これくらいがちょうどいい。
スペシャルらしく、いつもどおり美味しいラーメンだった。でも 1,300円というお値段に見合うかというと・・・まぁ上海蟹を使うとこれくらいの値段にはなってしまうのは仕方ないことなのだろう。
少なめで頼んだのだけど、途中からは溶けだした青唐辛子が強すぎて、上海蟹の風味を飛ばしてしまった感がある。もったいないことをした。覚えていたら来年は青唐のコールはしないでおこう。
などと思いつつも完食の全汁。やっぱり残せないスープなのでした。
さて、来月のスペシャルは25日、「あん肝の味噌」だそうだ。これも外すわけにはいかないなぁ。
◆覆麺 智(とも) 会員制
千代田区神田神保町2-2 のあたり 最寄駅:神保町
11:00-22:00 土日祝は 18:00頃まで 売切れ終了あり
不定休(ほぼ無休) 平日夜の部 17:00-22:00 のみ会員制
非会員の方は会員と同伴か、オープンの平日昼の部または土日祝にどうぞ。
但しオープンであってもラーメン大好きな人に限るそうです。
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コメント
ヽ(´▽`)/
なお、今月より火曜日が「塩」の日となった様です。
今月は貝。
投稿: 痛い風 | 2010.12.04 21:18
ども、痛い風さん。
情報サンキュです。
火曜「塩の日」のメイン具材が今月は「貝」ってことかな?
来月はなんだろうと考えるのも楽しみの一つか。ってか、O店主、それ続けてくれるかなぁ。これまで結構続かなかったメニューや企画もあるような・・・。
と言いつつ、なかなか平日は行けないんだよね。
投稿: BUSH | 2010.12.06 00:32